今月は1冊。
1.町田健さん「言語世界地図」新潮新書
普段の読書傾向から見るとやや異質な分野をセレクト。
なんでも、世界で使われている言語は6000も7000もあるとのこと。
(ただ、違う言語といってもお互いの意思が通じるものもあるし(例:スウェーデン語とノルウェー語など)、同じ言語といっても、あっちの方言とこっちの方言ではまったく意思が通じない(例:広東語と北京語)なんてものもあるとのこと)
ほぼ単一言語とみなせる日本にいるとわすれがちなのですが、
言語の違いが人々の相互理解を妨げ、国家としての発展が妨げられているケースが多々あることを、
改めて思い出します。
オーストラリアの英語が結構発音が違うのがあるは知っていたんだけど、インドの英語もかなり違うみたいですね。Hinglishという言い方をするときがあるそうです。このネーミング笑える。
古代インカの末裔の言葉も残っているのですね。ケチュア語というそうです。
マヤにしてもアステカにしても高度に発展していた文明ですね。紙の記録が残ってないのは本当に惜しい。
ニュースなどで世界情勢が報道されているときに、その地域での言語状況や歴史、文化がどのようなものであるのか知っていれば、同じ事態であってもその理由や背景をもっと深く推察することができます。
また、交渉相手の出身地のそれを知ることにより、相手がどんな考え方をするのかの手がかりが得られるでしょう。
こういうものを積み重ねていけば、少しは「勘」がはたらくようになるはずと思います。
1.町田健さん「言語世界地図」新潮新書
普段の読書傾向から見るとやや異質な分野をセレクト。
なんでも、世界で使われている言語は6000も7000もあるとのこと。
(ただ、違う言語といってもお互いの意思が通じるものもあるし(例:スウェーデン語とノルウェー語など)、同じ言語といっても、あっちの方言とこっちの方言ではまったく意思が通じない(例:広東語と北京語)なんてものもあるとのこと)
ほぼ単一言語とみなせる日本にいるとわすれがちなのですが、
言語の違いが人々の相互理解を妨げ、国家としての発展が妨げられているケースが多々あることを、
改めて思い出します。
オーストラリアの英語が結構発音が違うのがあるは知っていたんだけど、インドの英語もかなり違うみたいですね。Hinglishという言い方をするときがあるそうです。このネーミング笑える。
古代インカの末裔の言葉も残っているのですね。ケチュア語というそうです。
マヤにしてもアステカにしても高度に発展していた文明ですね。紙の記録が残ってないのは本当に惜しい。
ニュースなどで世界情勢が報道されているときに、その地域での言語状況や歴史、文化がどのようなものであるのか知っていれば、同じ事態であってもその理由や背景をもっと深く推察することができます。
また、交渉相手の出身地のそれを知ることにより、相手がどんな考え方をするのかの手がかりが得られるでしょう。
こういうものを積み重ねていけば、少しは「勘」がはたらくようになるはずと思います。