Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

11月度月報

2010-11-29 00:01:02 | 読書
今月は4冊。

仕事が忙しいのでストレス解消に食べてるが、
散歩はしないで読書の秋なのでえらい太り気味。
腹回りがやばすぎる(T_T)。

===

1.大阪学
2.続大阪学
大谷晃一さん 新潮文庫

大阪的なもの、を論理的に理解するための手助けになる本です。
東京的なものとの対比でかかれるので、東京愛の人はうっとうしいかも。
東京の弱点を知るには、格好の教材かもしれません。
とはいっても、まじめな本ではなくてもっとライトな感じですが。
(だれかがネット上で酒場ねたって言ってましたが、そんな感じ。)

本音社会とルール社会との違いを知っておくと、
ルール社会でがんじがらめにならないで生きられるかもしれません。

私も関西に住んでXX年、だいぶ関西味が染みてきたので、
この前「甲子園」に行って聖地をおがんでまいりました。
今度は本当に野球をやっているときにいって、
ちび1号と一緒に風船を飛ばしてみたいと思っています。



3.上達するヒント
羽生善治さん 浅川書房

アマチュア同士の将棋の実戦を題材に、
どの手にどういう意味があるのか、どういう構想のもとで指されているのかを説明してくれます。
将棋の格言を各章の中で解説してくれます。具体的にどんな場面で格言に沿った一手が有効なのかを整理できると思います。

厚みとか、堅さとか、大局観とか、感覚的に言われていたことを
具体的に解説しているという点ですばらしいものだと思います。
外国人向けに書かれただけあって、きわめて論理的でわかりやすいですね。
それとも羽生さんが論理的な人なのでしょうか。

ただbambooは棋力そのものが低いため、前のほうの章しか理解できないです。
ちび1号は最後まで読んで「ふんふん」って言っています。
なんかくやしいですね。



4.しずかな日々
椰月 美智子さん 講談社文庫

今の自分の原点となった、少年のころのできごとを水彩画のように描いた作品です。
静謐ということばがとても似合います。

平々凡々とした実体験の中でも、
自分にとっては珠のような、宝物のような経験があるかとおもいます。
それがあるから、自分は生きられる、生きていける、って言うようなもの。
自分だったら、
小学生のときに毎日毎日サバイバルな日々をすごしていたこと(先月の「アメンボ号の冒険」の感想)とか、
おばあちゃんの家やいとこの家まで自転車でいったこととか。
この本の主人公にとっては、
5年生のときの友達との出会い、夏休み、おじいさんとの生活が、
珠のような体験だったのでしょう。

きれいでやさしい文章です。
派手さはありませんが心に沁みます。
中学入試でよく取り上げられていますが、そういうの抜きにして
一読の価値があると思います。
ここ何ヶ月か、児童文学に分類される作品をよく読みますが、
大人でも読み応えのある作品が多いですね。

===


以上です
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どこに投資するか。

2010-11-27 00:02:34 | こども・教育
ちび1号、この前水泳教室の記録会で銀メダルをもらう。
すごいねー。やるやん。おとうさん、メダルなんてもらったことないでぇ。

今回は、自由形の自己記録を5秒も更新。
さかな1号だな。それとも、うお1号か。
水泳は、喘息対策ではじめたのだけれど、本人が続けたければ、もう少し続けさせようか。
自分からすすんでやりたいって気持ちをもつのは大事だよね。
意欲がないと、いくら基礎能力に恵まれていても上達しないし。

水泳は、ちび1号的には2番目。最もすきなのはしょうぎ。
実はこの間に、ロボットの工作とか理科実験とか社会見学が入るそうです。

ベイブレードとかバトリオとか、早起きして遠くまで交通費かけて遠征して、何時間も待ってやっと始まったと思ったら、いきなり予選敗退して1号プッツンして喧嘩しながら帰るのはかなわんし。(この前、秒殺されてた時は、めっちゃ荒れてたなあ。)
そんなんだったら、交通費分でロボットのキット買ってあげて、一緒に作って一緒に遊ぶほうが楽しそうだ。
そういう、一緒になってなにかをする体験のほうが、心に残りそうな気がする。大人になってからの心の支えになりそうな気がする。
それくらいの(家族と向き合う)時間は作れそうだし。そっちでいこう。
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ちび2号、記念すべき初勝利。

2010-11-26 00:00:06 | こども・教育
とある日のとあるところのベイブレード大会に出場したちび2号、見事トーナメントで1回戦に勝利し、2回戦に進出。(2回戦でアースなんとかにまけ)

ちび1号に組んでもらったロックブルと、自分の大好きななんとかユニコルノをもっていって本番ではどっちを使ったのかよくわかりませんでしたが持久力で勝っていました。

なんせようやっとシューターをまわせる程度なので、高学年の子のパワーにはかなうべくもありませんが、たまたま相手さんが小さい子で、周りで観戦している親が「ひゃ~ちびっこ対決だ」というくらい小さい子どうしの対決だったので、パワーの差が小さかった分、互角の勝負ができたのだと思います。

女の子で、勝負する前に手袋をしていた子がいました。かっこよかったなあ。

小さい子は、待ち時間のすごし方が大変です。
30分くらいで限界になって「帰る~」ってなっちゃうので、32人トーナメントで勝ってしまうと次がきついですね。
できれば、32人トーナメントでも、左16人のブロックと右16人のブロックの1回戦は同時平行ですすめてもしいものです。
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やだ~。

2010-11-25 22:00:29 | 
仕事で、1年に1回あるかないかくらいの、いやな思いをした。

上司が割って入ってくれたので、結果として私は一言も毒づいていないのだが、暗黒面に落ちて一言毒づいておいたほうが自分はすっきりしたかもしれない。

はらわたが煮えくり返ったのを我慢したのでお腹が一日中痛かった(T_T)
殴られ損みたいな一日だった(>_<)

まあ、お金もらって仕事していると、つらいこともたまにはあるわ。
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順番。

2010-11-24 21:38:36 | こども・教育
ちび1号からヒアリングした。
上から順番に好きなもの。下はきらいなもの。

いやいややっているものとそうでないものとの分水嶺がどこにあるかが問題。

しょうぎ/いご教室・大会
すいえい/たいそう教室・大会
友達とあそぶ
おとうさんとあそぶ
パソコンであそぶ
おとうさんと散歩する
本を読む
テレビを見る
ちび2号とあそぶ
テストを受ける
ねる
夕飯をたべる
英語教室・宿題
学校の宿題
習字教室・宿題

あそぶ>>ねる、くう>>べんきょーの順ね。ある意味健全。


bambooさんの順番。
くう、ねる、あそぶ>>>>>>>>>>はたらくの順ね。
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PiTaPaを1年使ってみての感想。

2010-11-23 19:17:11 | マネー
にしかた、PiTaPa山、大阪出身関西部屋。
ひがしかた、通勤定期の海、全国共通日本部屋。
はっけよ~い、のこった。
====

+PiTaPaは後払い。
=>定期からPiTaPaに切り替えると、交通費の費用負担が1ヶ月分くらい先送りにできる。

+定期路線外の駅からの乗車が、割引対象になることがある
=>PiTaPaの場合、路線外の駅からでも割引対象の区間に該当することがある。どこかにおでかけして帰ってきたときに、定期でのったのと同じような扱いになっているときがある(大阪市営地下鉄区間内のみかもしれない)。

+乗り継ぎで割引になるときがある
=>JRと私鉄を乗り換えると、両方とも10円づつ割引になるときがある(大阪市営地下鉄だけかもしれない)。

-途中下車は高くつく
=>定期なら、途中の駅でおりるのはただだったが、PiTaPaは課金される。(ただし、課金されても、1ヶ月の上限金額が決まっている。これは大阪市営地下鉄区間内だけかもしれない)

-改札内を通路として使えない
=>定期なら、改札をくぐって別の改札からでることでショートカットすることができたが、PiTaPaではできない?(入場料を課金されたらばからしいので人柱になっていない。)

+割引率はPiTaPaも定期もそんなにかわらない。ややPiTaPa有利か。
=>これは、1ヶ月定期相当額で交通費をもらっている人と、6ヶ月定期相当額で交通費をもらっている人とでは印象が違うかもしれない。ちなみに私は1ヶ月の人。

+ぴっと触れるだけはすごく便利。
=>定期券を出して改札機に通すのって、何年かやっていると定期券入れのプラのカバー部分が大体割れてしまう。

+PiTaPa専用入り口、出口がある
=>並ばないで早く出入りできる。関西人はいらちだから、スピーディなことは重要。

-各鉄道会社の、するっとKANSAIカードを買う楽しみがなくなったのは残念
=>ただし、ちゃんとチャージしておけば、のりこし精算はらく。

====
決まり手は、「儲かりました」で、PiTaPa山のかち~。


OSAKA PiTaPaを約1年使ってみての感想でした。
(相撲中継風にしたかったがすべった。)
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万博記念公園。

2010-11-22 23:50:00 | おでかけ
11/20、21は、関西文化の日で入場無料でした。

行く途中はめちゃくちゃ混んでいたのですが、中に入ると、広さが半端じゃないので人の多さを感じませんでした。
天気も良かったし、空気はうまかったし、いい一日でした。
他にも、紅葉を撮影する人多数、絵描きさんがずらっとキャンバスを並べていたりしているのを見ると、文化の日って感じがしましたね。

今年の紅葉は例年と比べてきれいだそうです。公園で見たのも、最高にきれいだったと思います。
ちび2号とおかあさんがとっても喜んでいました。

マップ
http://park.expo70.or.jp/pdf/guidemap.pdf

ちび2号とは、わくわく池の冒険広場でフリスビー投げ。
ちび1号とは、ソラード(森の空中散歩路)と自然観察学習館を行ってきました。

わくわく池の冒険広場は、とにかく広いので思う存分暴れられます。放し飼いのちび1号やちび2号は大喜びで走り回って真夏のように汗をかいていました。野生だな。

ソラードは、自然観察にはもってこいですね。
森の中に生えている木の葉っぱのつき方(外側は葉っぱが密集しているが、内側は意外と枝ばっかりで、すかすか)とか良くわかります。ちび1号は興味津々でした。

ちび1号は、自然観察学習館ではすすめばちの展示と顕微鏡観察、どんぐり遊びに熱中していました。
自然観察学習館は、万博記念公園内でみられる生物、とんぼ、はち、ばった、ちょうちょ、くわがた、せみなどの標本を網羅しているので、親は子供のころを思い出すでしょうし、子供は勉強になるでしょう。
どの種類のせみの抜け殻がどこで取れたかの調査結果は面白かったですね。関西はどこでもクマゼミっておもっていたのだが、ここではアブラゼミやミンミンゼミが主力とのこと。
クマゼミは、どちらかというとヒートアイランド化した都心部に適応したんだな。たぶん。

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聖地(爆)。

2010-11-21 22:25:44 | ちいき・食・文化
人間としてだんだん関西味が染み込んできたので、聖地を訪問してくることにした。
「六甲おろし」のあそこである。

ついでにキッザニアのあるところまで歩いていってみた。
ついでにこんなん食べた

手前がbamboo。ミニハンバーグとミニオムライスとミニスパゲティ。こういうの子供のころに憧れだった。
奥はちび1号。オムライス。
もっと卵にしっかり火が通っているほうがいいそうだ。


甲子園界隈の雰囲気だが、思ったより普通だ。
ジャンジャン横丁のときのような妖しさがない。
野球が盛んなときにいったら、フォースの暗黒面を感じられるだろうか。

ちなみにちび1号は、野球は阪神、サッカーはガンバ大阪がいいそうだ。あんた濃いなあ。
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小学生の無料テスト。

2010-11-19 00:05:00 | こども・教育
四谷大塚の無料の全国テストです。
ぽにょのおねえちゃんが宣伝しているやつをうけてきました。

去年から受けていて通算4回目なんだけど、今回は点数ががくっと下がりましたね。特に算数。
結果をみて、本人も「おれ、ばかになっちゃった~~~」って言っていました。あはは。確かにパーになっちゃったね。
うちのちび1号は、放し飼いされている人なので、四谷大塚とかで鍛えられている子と比べたら相当きびしいと思います。
現時点で「野生のポケモン」対「さとしのピカチュウ」くらいの差はあるでしょう。

前回は親も塾の説明会にいったので、見直し学習が個別に見てもらえて間違った問題を丁寧に教わることができたものの、
今回はそういうのパスしたので、見直し学習は集団でかつ皆同じ問題を解かされ、1号はあっていたところばかりの問題だったのでかなりつまらなかったらしいです。
親に(塾の話を聞こう!前向きに中学受験を考えよう!という)熱意がないと、そんな程度の扱いかもね。
申し訳ないね。俺がみてやろか。(「こんなんわからんのか。あほ」って言ってしまいそうで、けんかになりそう。コーチングは苦手ですぐ怒るしねぇ(笑))




現在の相対位置がよければそれに越したことはないけど、十年とかのスパンで見たときにどれだけの意味があるでしょう。
受験のタイミングをどこにおくかは本当にむずかしいと思います。

中学受験させるのであれば、遅くても5年生から2年間勉強中心ということになるのでしょうが、そういうレールをひいたほうがこの子のためなのか、
それとも、いろんな好きなことを小学生のうちはじっくり体験してもらってから、中学や高校で本人の覚醒を待つのがこの子のためになるのか・・・。
(覚醒しないリスクもあるし(爆)。釣り餌の話もすっかり忘れちまって褒美のロボットを思い出す気配なし。)

ものの本を読んだり、ネットとかでみると、
中学受験させる場合、親も相当の覚悟をもって子供の毎日のスケジュールを管理し介入する必要がありそうな感じがしますが、
そこまでやるのもどうよって否定的に考えてしまう部分もあったりしていて、
私がそう考えてしまうこと自体、早い段階で受験することには向いていないように思ったりします。
(そもそもめしを食うのに2時間かかっているので勉強するひまなんてないし(爆))



仕事で社員教育に力をいれてきた経験から思うことは、
教育する側の熱意や労力と、教育の成果が比例しない部分であったり、
いくら仕掛けを整えても、最終的には本人の気持ちとか考え方とかモチベーションの部分であったり、
テクニックだけで本質を理解していないと(体で理解していないと)、応用がきなかい部分であったり、
なんて、教育の難しい面ばかり目につきます。

社会にでてから生きていく力って、
小さなころからの体験が複合的にくみあわさったもので、
その体験も複数の価値観からなるもののほうがいいって言うか、
大きな肉体的精神的な打撃をうけたときでも複数の軸を持っていれば人生タフに生きられるのではないか、とも感じます。
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ジャンジャン横丁。

2010-11-18 00:05:45 | ちいき・食・文化
こんなとこ。

http://www.shinsekai.ne.jp/janjan.html

そこは、ミナミより、さらにディープな、アジアンテースト。

底知れぬ気がみなぎっています。ほんとあやしい。

(禁煙とかゆうたらあかんで。昭和のおっさんはハイライトが似合う。煙はなんだか紫色。
なんか、街の景色が、暗いオレンジ色というかこげ茶色に見えます。
古い映画の色って言ってもいいかもね。昔の白熱灯みたいな感じでもある。
カメラが趣味の人なら、いい被写体になるんじゃないかな。)

将棋囲碁の三桂クラブの前なんかいたら、(草食系の子は)フォースで圧倒されるで~。
ちょっと煙そうだからちび1号はぜんそくぶり返しそうでだめだけどね。

僕は昼間に行ったから普通に歩けましたが、夜だったらちょっと飲み込まれそうです。



昭和20年代後半というか、30年代前半というか。
麻雀放浪記とか、流転の海とか、そんなイメージにぴったりな場所です。

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