7月度月報

今月は４冊。
僕的にはあたりの本が多いひと月でした

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１．算数宇宙の冒険　川端裕人さん　実業之日本社文庫

なんと、数学のリーマン予想がファンタジーになっているではありませんか（驚）
複素平面とか虚数とかがばしばしでてきて、これは高校生じゃないと内容理解は厳しいのではないかとは思いますが、
謎解きのところはもうちょい小さい子どもさんでも楽しめるんじゃないかな。


２．図書館の神様　瀬尾まいこさん　ちくま文庫

垣内君がいいんだわ。この子ほんとうに高校生か。
「人として」すごくまろやかに熟成している（笑）
最後の演説なんか、青春だわ～。


３．ツナグ　辻村深月さん　新潮文庫

なくなった人と生きている人を「ツナグ」人と、彼にツナイでもらう人々の話です。
１番目、２番目、３番目のストーリーが彼に依頼をする人々の視点からの話で、それぞれ甘いのも辛いのもつらいのも、といったところ。嵐と御園の話はちとつらいなあ。
そして、最後に、「ツナグ」人である歩美の視点のお話。泣けますよ。
なんか、本当にありそうな話に思えてきます。


４．狐笛のかなた　上橋菜穂子さん　新潮文庫

筆者は、人間と獣と神様の世界の境界付近のことを一番豊かに描ける人だと思います。
物質世界とも精神世界ともつかないおぼろげな世界に色を塗ると、こういう作品ができるのではないのでしょうか。
最初に登場人物と地図があるので、それをきちんと頭に入れてからよみましょう。

夏休みのミッション。

これを夏休み中にやったら、
ミネラルショーできれいな鉱石をゲットできる券2枚（4000円相当）と引き換えできるという人参を用意したところ、
やるそうだ。
いつだか喧嘩しているので、もうやらないってすねるのではないかと思っていたのだが、
人参と労力と比較して得だと思ったかどうか。


数学　中１範囲の計算プリント６４枚
国語　小６範囲の漢字練習プリント３６枚
英語　中１の１学期で学んだ教科書範囲の英文をCDを聞きながら書き出す（暗記）３周。

だいたい１日１時間くらいの分量だと思う。
やるからにはがんばれよ。

学校からの宿題については、ノータッチ。本人がどうにかするしかないので。
（こっちもどきどきしているんだけど。）

こげぱんまん。

昨日選挙速報をみていたら、
石○幹事長が、
こげぱんまんというか、
火事で助け出された直後のおじさんって感じで
テレビに映っていた。
びっくり＆わらけた。
後でネットをみると、同じ感想の人が随分といた。

今日は普通の顔に見えた。
きっとお化粧したのだろう。
昨日のほうが随分とインパクトあったのにねえ。
もったいない。

「普通」

最近隊長がお年頃になったようで、
何か言っても
「普通」
「別に」
「まあ」
ぐらいしかしゃべらなくなってきた。

ある程度の年齢になると親がうっとうしくなってくるのはしょうがないし、
そうやって自分で成長していってもらわないと困るのは確かなんだけど、
実際にそういう時期が来ると寂しいものがある。

う～ん、種まき終了か。

ガンプラとサーキュレーターと三脚。

ガンプラ、廉価版のサーキュレーター、デジカメとビデオカメラの両方につかえる三脚を、いろんな実店舗にいって探しています。
たいがいのものはヤ○ダが安いのだが、この３点に関してはヨ○バシのようです。

サーキュレータは
ハネウエルのHT-809-BK
ユアサプライムスのYCL-20
ヤマゼンのYAR-VJ191
あたりが候補。
ボルネードの530Jはちょっと高いな～。

三脚は
SLIKのコンパクト２か
SLIKのF741が候補。

ガンプラは、隊長の成績次第でマスターグレードかな。パーフェクトグレードはちょっと高いよ。

＝＝＝追伸
三脚はSLIKのコンパクトⅡを買いました。アマゾンより安かった。GoodJob。
サーキュレータは無印良品の小さい方を買いました（音は静かです。風量はボルネードには負けますが、それ以外のメーカーとはいい勝負だと思います）。
ハネウエルのやつはビ○グですごく値引きしてたよ。

食品サンプル

え～、さてさて。

娘がいつぞやかわいい食品サンプルをみて
「作ってみた～い」と言っていたので、
これは、おとうさんとしては、探してみるしかない、
ってことでいろいろ検索。

とんぼ玉体験の近くでやっているところを見つけました。
場所は、なんば道具屋筋。デザインポケットさん＝＞webはこちら。
毎時00分から、タルトまたはクッキー／お寿司の食品サンプル製作体験ができます。
費用はタルトまたはクッキーで2000円。お寿司は3500円と5000円。
先生はちょっと貫地谷しほりさんに似。

ここの食品サンプル、本物に激似です。
たこやきなんか、間違って食いそう。
日本の職人さんって、ほんと手先が器用だな～。

体験できるところによって、何が作れるか、結構違っていたりします。お寿司もあればてんぷらもあるし野菜もあるしパフェやお菓子もあるしいろいろ。

阪町屋さんでとんぼ玉製作体験＝＞うらなんばでお食事＝＞デザインポケットさんで食品サンプル体験なんて面白い観光コースになるかも。

とんぼ玉

前々から、娘がとんぼ玉をつくってみたいと言っていたので、おとうさんはいろいろ探していました。
小学校低学年だと、体験させてもらえるところがなかなか見当たらなくてあれなんですが、
大阪市内では、阪町屋さんなら対応してもらえます（詳しくは同店のホームページを参照してください。まあ、親が一緒になって子どもをサポートしつつ作業する（親の責任でもって対応）っていうスタンスです。）。

ごっつでかいガスバーナーを見ました。
理科室にあるのより太いガスバーナーの上にさらにトーチがついていて、えらい音で「ゴー」ってゆうてます。2000℃くらいいってたりして。
火の上のほう（おでこくらいの高さ）でガラス棒をあぶってから、火の中に入れて溶かします。
くるくるくるくるガラス棒を回すと、水あめのように溶けてきます。
それから鉄芯という3mm径の棒も熱します。
鉄芯も赤くなったら、水あめ状になったガラスを巻き巻きすると、丸く丸く巻きつきます。
いいぞ。
それから、丸いガラスに、白い小さなガラスを鉄芯と平行方向にくっつけて、端っこをコテでまげて張ってあげます。
さらに鉄芯くるくるまわしていくと、
白いガラスが丸いガラスとなじんでいって、さらにとろとろと流れ出して、いい感じの模様になります。
すげー。

先生はしゃきしゃきとしゃべりはります。南のほうの関西弁かと。
価格はリーズナブルだと思います。bambooおすすめ。

娘（副隊長）の作品はこちら↓。


ピンクの方のガラスは気泡が入っているので、炭酸飲料がはじけているみたいで涼しいですね。流れ模様もきれいだわ。
緑のほうも涼やかでいいぞ。
よくできました

夏だっ

せみが鳴きはじめました。もうだめだ。
やる気が急降下（笑）
ということで
bambooさんの気持ちは、
夏休みどうしようかな～ってところにいっちゃってます。

副隊長とは、
とんぼ玉作りと食品サンプル作りを約束しています。
まだ小さいので、いろんな理科実験にはいけません。この前、学校だか公民館だかでやっていたちりめんモンスターのこども教室にいって大喜びでした。（低学年の子にももっといろんな理科教室を解放してくれないだろうか。好きな子は好きだし、器具の使い方や注意事項はちゃんと仕込んでおきますし、何かあったときの責任は親が取りますから。モンスターになりませんから。）

隊長の今年の抽選結果は、２勝１敗です。
まあ部活が毎日あるし。部活命みたいだし（笑）
高校の説明会もぼちぼち探しておかないといけないなあ。３年なんてあっという間だし。

他には、ちゃりでそのへんぐるぐるしたり、プールにでも行こうかと思っています。
検査の数値もだいぶましになってきたので一安心しています。

書いて覚える。

うちの隊長は、用語や漢字や英単語を、できるだけ見て覚えようとしている。
それで、間違いがない、または間違う箇所が少しずつでも減っているのであれば、
そのやり方を続けてもいいのかもしれないが、
中間テストは用語や漢字や英単語のミスで２３点分失っているところ、
期末では同じ系統のミスが２９点分に増えている。

うう～ん。
改善されていないね。

（前にも、書いて覚える方法の話を本人にしていて、本人がその方法を一番嫌っているのも知っているのだが、）
彼のやり方で中間－期末で問題の改善が見られていないという事実の指摘をした上で、
書いて覚えることでこの状況を改善できる（用語や漢字や英単語のミスが減る）可能性が高いという意見、
を再度言っておいた。
また、（用語や漢字や英単語の覚え方は隊長の自由だが）今のやり方を続けて３回続けて改善しないようなら、
その次は椅子に縛ってでも強制的に書かせるよ、とも言っておいた。
今までと同じことをしていると変化はない、ということがうまく伝わっただろうか。

目先の勉強うんくんというよりは、
うまくいっていない状況に対して本人がどう現状認識し、アプローチして、結果を出していくのか、
という問題突破力をつける課題のように思えている。
まあ、実際に縛ってやらせることはないと思うけど（笑）

３回目になんらかの変化（取り組み姿勢の変化もしくは結果の変化）が見られればそれでよし、
見られない場合はまだ介入しないといけないのかもしれない。

度数分布から、分散と標準偏差、偏差値は計算できる。

またまた統計のお勉強。
今回は分散と標準偏差と偏差値。

詳しくはここ
http://www.intweb.co.jp/teian/SS_note.htm

以下、母集団は正規分布しているという前提での話し。

＝＝＝
理解したこと


度数分布があれば、
｛度数分布の幅の中央値×その度数の人数｝の総和を全人数で割り算することで平均点がでる。こうして求めた値は、個人個人の点数の合計を人数で割り算してでてくる真の平均点とそんなにかわらないだろう。
平均点がわかれば
｛（度数分布の幅の中央値－平均点）×その度数の人数｝の２乗の総和で分散がでて、平方根をとると標準偏差がでる。
標準偏差がわかれば
（得点－平均点）÷標準偏差×10＋50で偏差値がでる。

中間や期末テストではだいたい標準偏差が20ぐらいのようである。
15だと皆が平均点前後に集中している、25だと上下に散っているという感じ。

相対評価だと、
平均点＋標準偏差×２以上で偏差値７０、評定５（上位３％）、
平均点＋標準偏差×１．５以上で偏差値６５、評定５（上位７％）、
平均点＋標準偏差以上で偏差値６０、評定４（上位１６％）、
平均点＋標準偏差×０．５以上で偏差値５５、評定４（上位３１％）、
平均点－標準偏差×０．５以上で偏差値４５、評定３（上位６９％）、
平均点－標準偏差×１．５以上で偏差値３５、評定２（上位９３％）、
っていう感じになる。
（「平均点プラス２０を目標にしましょう」という塾の広告は、全体の上位１６％以内を目指しましょう、という感じの目標なのだ。）

科目ごとの標準偏差を足し合わせても、５科目合計点における標準偏差にはならない。
なぜなら、科目ごとに弱い正の相関（ある科目で上位だったら別の科目でも上位の可能性が高い）があるから、単純な総和よりも小さくなる。
いろんな県で入試問題結果が情報公開されているので数値をみてみると、科目ごとの標準偏差の総和より５教科合計の標準偏差のほうが１割から２割小さい。

絶対評価では、なんらかの基準をクリアしたかどうかなので、そもそも基準が異なる。
相対評価としては評定３でも絶対評価で評定５っていうのはあるだろう。まれに、相対評価は評定５でも絶対評価で評定３ってこともあるかもしれない。