今月は、2冊。
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1.芥川症 久坂部羊さん 新潮文庫
芥川の原作(地獄変やクモの糸など)のパロディーです。
あと、医療・介護現場を扱っているのでその辺の知識があったほうがいいなあ。
ブラックユーモア満載ですね。かなり黒い。スパイスもだいぶ効いています。
極楽変はこわかったな~。
2.悟浄出立 万城目学さん 新潮文庫
万城目さんといえばエンタメ全開?とおもいきや、これはちがうんだな~。
西遊記とか三国志とか中国の古典を読んでおくと、本書をよんだときの面白さが倍増します。
脇役に焦点をあてて、その心象風景を描いています。
前向きな沙悟浄とか、迷える趙雲とか、原典からはなかなか想像しづらいんだけど、
本書を読むと、
「なるほどな~、そうかも。そんな部分抱えながら生きていたんだよね~。きっと。」
と思えてきます。
以上です
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1.芥川症 久坂部羊さん 新潮文庫
芥川の原作(地獄変やクモの糸など)のパロディーです。
あと、医療・介護現場を扱っているのでその辺の知識があったほうがいいなあ。
ブラックユーモア満載ですね。かなり黒い。スパイスもだいぶ効いています。
極楽変はこわかったな~。
2.悟浄出立 万城目学さん 新潮文庫
万城目さんといえばエンタメ全開?とおもいきや、これはちがうんだな~。
西遊記とか三国志とか中国の古典を読んでおくと、本書をよんだときの面白さが倍増します。
脇役に焦点をあてて、その心象風景を描いています。
前向きな沙悟浄とか、迷える趙雲とか、原典からはなかなか想像しづらいんだけど、
本書を読むと、
「なるほどな~、そうかも。そんな部分抱えながら生きていたんだよね~。きっと。」
と思えてきます。
以上です