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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「三歌好き」の夜は更けて

2013年05月27日 | 音楽活動

私のユニット「時代屋」の1年9カ月ぶりのライブが、無事に終了しました。

2013年、5月26日の日曜日、下北沢の「BlueMoon」という素敵なお店で行われました。

 

正直、前回のライブから間隔が相当開いていたので、ライブ直前はけっこう緊張してました。

来て下さった皆さん、そしてお店のスタッフ、本当にありがとうございました。

ライブを主催し、声をかけてくださったeyeさんにも感謝してます。

また、出演者としてのeyeさん、そしてレイチさん、お疲れ様でした。

 

この日の我々の演奏メニューは、以下の通りです。

 

1、ゆるやかな飛行 (キャメルのカバー。ただし、イントロのみ)

2、センチメンタル・メロディ (詞・曲  だんぞう)

3、雨の音  (詞 佐藤幸彦 曲 佐藤公彦)

4、公転の雲海 (詞・曲 だんぞう)

5、爺ちゃんのブルース (詞・曲  ジャンの介)

6、傷だらけのバンドマン (詞・曲  だんぞう)

7、やってみせるよ (詞・曲 ジャンの介)

8、月の砂漠  (詞 加藤まさお  作曲 佐々木すぐる)

 

 今回の時代屋のメニューは、ジャンの介の曲は、これまでの時代屋ライブで何度も披露してきた馴染みの曲。

一方、私の歌った曲は、すべて時代屋の新レパートリーでした。一新してみたかったんです。

もっとも、「センチメンタルメロディ」は、元々私が大学時代に作った歌で、20代のころのポップスバンドでもやってた曲でした。ですが、その曲を時代屋に持ち込んだのは初めてでした。

「公転の雲海」と「傷だらけのバンドマン」の2曲は、完全に新曲です。

「月の砂漠」に関しては・・・これまで我々「時代屋」は童謡や唱歌やCMソングなどをカバーしてきてますが、その流れの中の選曲だといえるでしょう。

「公転の雲海」と「傷だらけのバンドマン」の2曲の新曲は、正直言って作詞に時間がかかった曲でした。書いては、部分直しをし、また書いては、部分直し・・そんな繰り返しで、今回のバージョンになりました。

私の自作曲の中には、これまで代表曲・・というか、「この曲が聞きたいがためにライブに行く」とか「多くの人が楽しみにしている曲」といった「決定版的な曲」がないような気がするため、毎回選曲が変わります。

レパートリーを一新してみたのは、その辺の理由もありました。

 

我々の出番は先頭だったので、ライブ後はゆっくりレイチさんやeyeさんのライブを観ることができました。

で、観てて・・・2人のライブを観るのは実に久しぶりだったので、なつかしい気分になれました。

雰囲気や声などはなつかしくても、選曲の方は工夫があって、単になつかしさだけでは終わらないものも感じました。

そして・・・しみじみ感じたのは・・・

自分の今の、アコギによる音楽活動の原点・・・というものでした。

思えば、私がアコースティックでライブをやるようになったのも、eyeさんやレイチさんや、その御仲間たちがライブをやってるのを観たからでした。

それまでの私は、アコギでライブをやるなんて考えられませんでしたから。もっぱら、ライブといえばバンドでしたから。

バンドからアコギによる身軽な編成に移行して、アコギでもライブやっていいんだ・・と私が思えるようになったきっかけの中に、eyeさんもいますし、レイチさんもいます。もちろん、他の人の名前もあげられますが。

ともあれ、そんなことを思い出し、「原点」というものをしみじみ実感しました。

 

レイチさんは、看板曲を外し、一つのテーマに選曲を絞り、この日ならではの意味合いを持ったパフォーマンス。一つ一つのライブへのこだわりを感じました。

eyeさんのほうは、曲のタイトルをからいってお馴染みの曲かと思いきや、実は別バージョンの曲をひっぱりだしてきて。主催者らしい、安定しながらもひねりもあるパフォーマンス。

 

我々は、ライブから少し遠ざかっていたので、当初固かったと思います。実際緊張もしてましたし、ミスも何箇所かありました。これがもしレコーディングだったら、即やりなおしだったことでしょう(笑)。

でも、やりなおしができない・・という緊張感がライブのいいところでもあります。

我々の曲が、お客さんにどう受け取られたか・・それは分かりません。

1曲でも、胸に届いた曲があったなら・・・幸せです。

 

 

いつもライブの時は、前日から私は酒を抜きます。酒の解禁は、自分らの出番が終わった時。

なので、出番が終わった後、私は相当早いペースで酒を飲み始め、一気に酔いがまわっていきました。

ライブ終了後、お客さんが皆帰っていき、最後は私とeyeさん2人だけになり、音楽談義に花が咲き、気付けばヤバイ時間になってました。

私はべろんべろんになりながらも、心地よい疲れで、下北沢を後にしました。

 

私にとっては「原点」を感じさせられたライブでありました。

 

 

 

 

 


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