消えたサイト

 

 

もうかれこれ１５年以上前のことになるが、某サイトに記事を投稿していた時期があった。

投稿した記事は何編あったろう。

５～６作は投稿したと思う。どれも一定の長さがあった記事だ。

覚えてる範囲で書くと、少なくても２編はラジオ番組に関する記事で、２編は旅行記、そしてさらに懐かしいネタが１編あったはず。

他にもあったかもしれないが、そのへんは忘れてしまった。

とりあえず覚えているのは上記の５編。

 

先日久々にそのサイトに行ってみようと思い、検索したのだが・・・見つからなかった。

そのサイトがかつてリンクされていたであろうサイトのリンクページから行ってみても、もう存在してなかった。

 

どうやら・・そのサイトは閉鎖されていたようだ。すでに。

いつ頃閉鎖されたのかは、わからない。

 

長い間ご無沙汰していたために、そのサイトが閉鎖されてしまったことに私は気付かずにいたのだ・・。

 

そのサイトに投稿した記事は、当時私は大学ノートか何かに下書きを書いてから、それをＰＣで入力して、さらに記事によっては写真も加えて、サイトの管理人さんに送っていた。

で、それをそのサイトの管理人さんがうまく編集して、そのサイトにアップしてくれていた。

時には、読者にわかりやすいように注釈や解説も添えてくれていた。

 

それらの記事を書いていた頃、私はこのブログはもちろん、ＨＰもまだ持っていなかった。

当時私は自分のＨＰやブログを持つということにあまり積極的ではなかった。

でも、どこか発表の場は欲しいかな・・・とは思っていた。

そんな私に、そのサイトは私にとっては貴重な「発表の場」であった。

 

ごくたま～に、そのサイトを見に行って、自分の投稿した記事や、そのサイトそのものにたどり着くと、妙な安心感を感じていた。

 

だが・・・もうなくなっていたとは・・残念。

 

たぶん、家のなかのどこかには、当時下書きした大学ノートがあるとは思う。

そのノートを引っ張りだしてきて、文章を入力し、古いアルバムから写真を再びピックアップしてくれば、完全復刻とはいかないまでも、一定の復刻はできるだろう。

 

どうしようかなあ。

今考えれば、下書きはＰＣにしておけばよかったなあ。

当時の下書きは、なんてったって大学ノートだもんね（笑）。

 

困るのは、当時投稿していた時期に書いていたテンションと、今のテンションが違っているので、いざ一から復刻するとなると、かなりの手間がかかる作業になるということ。

ネット上の記事が残っていれば、コピー＆ペーストで一発なのだが、それがない以上、文字はすべて最初から最後までうちなおさなければいけない。

写真に関しても、たくさんある古いアルバムをいったん大半を引っ張り出してきて、その中から写真を探さないといけなくなるし・・。

なんとも気が遠くなる・・というか、腰が重くなる作業ではある。

 

同じテーマで新たに文章というか、記事を新作として書きなおすという手もあるが、そのテーマで書きたいことは、以前の記事でほとんど書きつくしていたからなあ。

 

これは迷う。

 

でも、急ぐ作業ではないし。

よほど気が向いたら・・・ということにしておこう。

もし、その気にならなかったら、もうその記事は役割を果たした・・・ということにしておきたい。