時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

♪昭和の子守唄

2007年05月01日 | 音楽活動
先日「ティアラこうとう」で飛び入り出演して歌った1曲のオリジナル曲「昭和の子守唄」。

この曲は、私の作った曲の中では、「昭和のカンバン」という曲に続く、『昭和シリーズ』のコンセプトの曲であります。


その歌詞を書いておきます。
メロディは、童謡と演歌と、「いわゆるフォーク」と呼ばれるような感じを足して3で割ったような、歌謡曲風のメロディを意識して作りました。

歌詞は、全て実体験に基づくものです。



  ■ 昭和の子守唄 ■

       詞&曲  時代屋だんぞう


君は何を思う  あの夕やけ空を見て
あの日歌った流行歌 吸い込まれた夕やけよ

問いかけてみたくなる 
恋に破れた日に
涙流して歩いてた あの土手の道を見て

  横丁のタバコ屋も 木造の駄菓子屋も
  みんなみんな消えた  昭和へと


君は何を思う  幼なじみの家が
ひっそり建ってた路地裏に  大きなビルが建つ

問いかけてみたくなる
夏は蝉が鳴いてた
家の裏手の空き地の木 今は切り倒された

  銭湯の富士山も  たき火の煙も
  みんなみんな消えた  昭和へと


君は何を思う  賑わった商店街
今じゃシャッターおろされて  行きかう人はまばら

問いかけてみたくなる
母校が消えてゆく
級友たちの消息も  今じゃとだえたまま

  キャッチボールをした道も  金魚のお墓も
  みんなみんな消えた  昭和へと


昭和が消えてゆく  名残も消えてゆく
やがて平成も過ぎ去り 平成も遠くなる

下校のチャイムが
鳴り響いた時のように
少しずつ 一つずつ さよならを告げてゆく

  僕の生まれた時代  僕の育った家も
  みんな遠く消えてく  昭和へと


  便利になりすぎた 今の時代に居て
  これでいいのか と ふと思う

  昭和の子守唄が 聴こえる







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