時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

自転車のそんな運転、やめてくれ

2009年05月15日 | 日々の、あれこれ

先日の会社帰り。
会社を出るともう遅かった。
夜10時くらいだったかな・・。

会社を出て、駅までの道をテクテク歩いていた。
灯りはあるけど、暗い事は暗い。

夜の闇に包まれて暗い、ある角を曲がりきろうとした瞬間、曲がった先にある道路から減速しない自転車がすっ飛んできた。
どうやら、車道を走ってた自転車が、減速しないまま、その勢いで車道からいきなり歩道に乗り上げてきて、角を曲がろうとしたようだ。

運悪く、そこに歩行者の私がいた。

私は肩からバッグを下げ、バッグは私の左側の腰あたりにあった。
すっ飛んできた自転車は、私のカバンに激突。
私は、自分のカバンにガードされはしたものの、ぶつけられた勢いでよろめいてしまった・・というよりも、押し飛ばされたと言ったほうが正しい。
もちろん、その衝撃で、痛かった。


私は歩行者、相手は自転車。
しかも、角を曲がるにあたって、減速しないままスピードをあげて走ってきた自転車。
歩行者とぶつかったら、自転車のほうが悪い。

思うに、自転車と歩行者がぶつかった場合、痛い思いをするのは大概歩行者だ。
自転車をこいでる人も、それは分かってる。
だから、歩行者とぶつかっても、自分の方がより痛い思いをするわけではない。
あの運転者は、だから歩道をあんなスピードで突っ走ってきたのだろう。
歩道には車などは、いないしね。


自分のほうがより痛い思いをする場合は、本能的に自らを守るために、自らスピードを落とすだろう。
相手が車だったら、ぶつかったら自分(自転車)の方が痛い思いをするから減速するだろうし。

だが、その自転車にとっては、相手が歩行者だから、スピードを落とさなかったのかもしれない。
むしろ、歩行者には「どけ!」と言うような態度。
いるのだよ、こういう自転車乗りが。
もちろん、そういう自転車運転者は、一部ではあると思うけどね。


だが・・ここで、その自転車は、思わぬ事態になってしまう。

歩行者である私とぶつかった時、確かに、痛い思いをしたのは私のほうだっただろう。
だが、その自転車は、なまじスピードを出していたばっかりに、私のカバンにぶつかって私を押し飛ばした後、その反動でよろめいてハンドルを切り損ねてしまったのだ。
自転車は運転者のコントロールを失い、あらぬ方向に進んでいってしまったのだ。ゆらゆらと。


で、その自転車がよろめいて進んだ先は・・・車道だった。

その時、自転車が向かった道路には赤信号で停まっている車がいた。
その停まってる車の側面・・・ドアの方に、その自転車が突っ込んでいってしまったのだ。
で、車にぶつかった自転車は、その衝撃で倒れ、運転手もスッ転んでしまった。

さすがに、相手が車では、自転車は相手を突き飛ばすことはできない。
負ける。

おそらく、車のドアはへこんだことだろう。
なにせ、ドカン!・・と大きな音がした。

先ほどその自転車に押し飛ばされた私は、正直腹をたてていた。
よっぽど、その自転車の運転手に文句を言ってやりたかった。

だが・・・その自転車は、その後車にぶつかり、みじめで無様な思いをしていた。
つくづく・・愚かな姿だった。
その運転車は、車にぶつかって転ぶ事で、ある意味、私以上に痛い思いをしただろう。

おかげで・・・文句を言おうにも、言えなくなってしまった(爆)。

その自転車に近づき文句を言おうと思った私だが、その後の自転車運転者のみじめな姿を見て、怒るに怒れなくなってしまい、やりきれない思いで、私はその場を後にした。
半ば、呆れたような思いを持ちながら。


車にその自転車がぶつかった時、心配しようという気持ちは・・さらさらおきなかった。悪いけど。


もしも・・・その時、車道の信号が赤ではなく青だったらどうなっていたのだろう。

走ってきた車に、その自転車がぶつかっていったら・・・どうなっていただろう。
その場合、自転車にぶつけられた歩行者が加害者・・ってことになってしまうのだろうか。

はっきりいって、この自転車は、自業自得であるとしか思えない。


ところで・・自転車が横から突っ込んできた「停車してた車」の運転手は、その後どうしたのだろう。
停まってる車に、相手が勝手にぶつかってきたのだし、その結果ドアには陥没ができたことだろう。ぶつかった跡なんかも残っただろう。
車の運転手は、怒って当然だ。

この場合、歩行者である私も、停車してた車の運転手も被害者だと思う。
自転車の運転手は、歩行者にも車の運転手にも加害したことになる・・。


ちなみに、その自転車の運転者は、見知らぬおばちゃんだった。

自転車にも、安全運転の講習や免許も必要なのではないかな。あと罰金も。

私自身も自転車は持ってるし、自転車に乗るのは決して嫌いではない。
むしろ、旅先などで乗る自転車は最高だと思っているくらいだ。

だが、一部のこういう心無い自転車運転者は、自転車全体のイメージを悪くしかねない。


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