『弱法師 Twice』近藤良平+坂東扇菊【三島由紀夫と能楽】
令和元年10月30日(水) 梅若能楽学院会館 脚本/演出/振付: 坂東扇菊 振付: 近藤良平 出演/ 近藤良平 坂東扇菊 謡: 津村禮次郎 ソプラノ;平岩佐和子 演奏/ チェロ:四家卯大 鼓:望月左之助 笛:鳳聲晴久
主人公の孤独と孤立感は原典の『弱法師』より三島の作品で更に深まり、それがある現代の人間像を予感させます。 この作品では、三島の『弱法師』と能楽の『弱法師』を対比させた形で進行させ、 戯曲から抽出した言葉を踊りに推移、和と洋が対比するそれぞれの特徴を「極」とし、 その弾き合う「極」の世界を表現します。