TEE

Landscaping Progressive Rock Band

3rd Albumレコーディング - ベーシックトラック録り(2)フルート、ギター、キーボード編

2015-11-16 13:18:10 | News



フルート、ギター、キーボードは後日オーバーダブの日程が組まれていますが、ガイドトラック録りと、パートによってはOKテイクを出すため、リズム隊と同様3日間集中して取り組みました。



フルートは当然エア録音のため専用ブース内での録音。ライブでは既に活躍しているウン百万円の楽器のレコーディング初投入となりました。


マイクはエンジニア持込のPeluso 251、その筋では有名なヴィンテージマイクの復刻版だそうです。今井がいつもライブで使用しているピンマイクでも合わせて録音しました。




ギターもフルート同様エア録音のため専用ブース内での録音、アンプ、エフェクター等はライブと同じセッティングです。マイクはOnにSHURE SM-77、SENNHEISER MD421 Whiteの2本、Offにフルートと同じPeluso 251がセッティングされていました。SENNHEISER MD421 Whiteは白クジラと呼ばれる珍しいヴィンテージマイクのようです。


ギターはここ数年メインのBacchus 04Empire Spolted Mapleと1980年製のTokai ST-60の2本を使用しました。このTokai ST-60、実は1年半ほど前に米田が粗大ごみで出されていたものを拾ってきて自身でレストアした物。この年代の日本製コピーモデルのクオリティは高く、昨今ジャパンヴィンテージとして重宝されているのが分かる素晴らしい楽器です。今回のアルバムでは全体の1/4程度のトラックをこのギターで録音する予定です。



キーボードはライン録音のためコントロールルームにセッティング。KORG KRONOSとENSONIQ MR76の2台を使用しまずはピアノトラックを中心にレコーディングしました。MR76はすでに発売元が無いヴィンテージキーボードで、その筋では定評のピアノ音源を駆使したこだわりの音色を出すためあえて使用しました。


KRONOSを駆使しピアノ以外のトラックも可能な限りレコーディングしました。



プレイバックを全員で細かくチェック、修正点を洗い出します。


1曲終わると小休止、腹ごしらえと談笑でリフレッシュします。


3日間で無事予定の6曲を録り終えました!


今後は12月中にオーバーダブ、1月初旬にミックス、マスタリングが予定されており、来年春ごろのリリースを目指しています。
詳細は決まり次第随時発信して行きますのでお楽しみに!!

3rd Albumレコーディング - ベーシックトラック録り(1)ドラム&ベース編

2015-11-13 11:14:15 | News



ここ数年間に書き貯めライブでも何度か演奏してきた未発表6曲を収録する3rd Albumのレコーディングに入りました!


まずはドラムとベースのトラックを確定させるベーシックトラック録りを3日かけて行いました。
都内某所住宅街の中にある1st, 2ndと同じ今や通いなれた隠れ家的なスタジオです。



ドラムのセッティング。以前よりさらに増えたシンバル全てをクリアに拾うためアンビエントを含め計16本のマイクがセッティングされたようです。マイク選択とセッティングは過去2作でもお世話になった敏腕エンジニアA氏にすべてお任せ、A氏こだわりの音作りが作品の完成度を上げてくれることは間違いありません。



曲によってはエンジニア持込の珍しいスネアを使用し、曲毎にマイク選択と合わせてサウンドに変化を加えています。


ドラムは3日間が勝負、ここという時の集中力が必要になります。



ベースは以前同様自作のYukio's Bass Factory #0005のみを使用。全てライン録りでエフェクターも何も通さないシンプルなセッティングです。


ライン録りのためベースが同じブースで録音することが可能。最もプレッシャーのかかるドラムの気持ちの支えとなっています。


ドラムのOKテイクが出た後は気になる部分を録り直し完璧なリズムコンビネーションを構築します。



ドラム&ベースブースの入り口付近にはさらにアンビエントマイクが!


まずはリズム隊のお二人お疲れ様でした!!