フルート、ギター、キーボードは後日オーバーダブの日程が組まれていますが、ガイドトラック録りと、パートによってはOKテイクを出すため、リズム隊と同様3日間集中して取り組みました。
フルートは当然エア録音のため専用ブース内での録音。ライブでは既に活躍しているウン百万円の楽器のレコーディング初投入となりました。
マイクはエンジニア持込のPeluso 251、その筋では有名なヴィンテージマイクの復刻版だそうです。今井がいつもライブで使用しているピンマイクでも合わせて録音しました。
ギターもフルート同様エア録音のため専用ブース内での録音、アンプ、エフェクター等はライブと同じセッティングです。マイクはOnにSHURE SM-77、SENNHEISER MD421 Whiteの2本、Offにフルートと同じPeluso 251がセッティングされていました。SENNHEISER MD421 Whiteは白クジラと呼ばれる珍しいヴィンテージマイクのようです。
ギターはここ数年メインのBacchus 04Empire Spolted Mapleと1980年製のTokai ST-60の2本を使用しました。このTokai ST-60、実は1年半ほど前に米田が粗大ごみで出されていたものを拾ってきて自身でレストアした物。この年代の日本製コピーモデルのクオリティは高く、昨今ジャパンヴィンテージとして重宝されているのが分かる素晴らしい楽器です。今回のアルバムでは全体の1/4程度のトラックをこのギターで録音する予定です。
キーボードはライン録音のためコントロールルームにセッティング。KORG KRONOSとENSONIQ MR76の2台を使用しまずはピアノトラックを中心にレコーディングしました。MR76はすでに発売元が無いヴィンテージキーボードで、その筋では定評のピアノ音源を駆使したこだわりの音色を出すためあえて使用しました。
KRONOSを駆使しピアノ以外のトラックも可能な限りレコーディングしました。
プレイバックを全員で細かくチェック、修正点を洗い出します。
1曲終わると小休止、腹ごしらえと談笑でリフレッシュします。
3日間で無事予定の6曲を録り終えました!
今後は12月中にオーバーダブ、1月初旬にミックス、マスタリングが予定されており、来年春ごろのリリースを目指しています。
詳細は決まり次第随時発信して行きますのでお楽しみに!!