沖縄市長に花城氏 仲村氏を8466票差で破り初当選 市政継承前面、支持広げる 投票率49・11%
【沖縄】桑江朝千夫市長の死去に伴う沖縄市長選は26日、投開票され、無所属新人で前県議の花城大輔氏(53)=自民、公明推薦=が3万1267票を獲得し、無所属新人で前県議の仲村未央氏(52)=共産、立民、社民、社大推薦=を8466票差で破り、初当選を決めた。桑江市政の継承を前面に掲げて支持された。投票率は49・11%だった。
花城氏は「人生の中でこんなにうれしい瞬間ってあんまりない。沖縄市民が桑江市長の人生を評価してくれた。愚直に前に進めていきたい」と喜んだ。
市政奪還を目指した仲村氏の得票は2万2801票だった。
主な争点は市内の地域ごとの振興策や経済対策、サーキット場計画の賛否など。花城氏は東部海浜開発事業や胡屋・中央地区のバスターミナル整備構想について国と連携した推進などを訴えてきた。
県政野党の自民や中立の公明などは、県内第2の人口を擁する市での首長選勝利で、7月に予定される参院選、2026年の知事選に向けて弾みをつけた。玉城デニー知事を支える県政与党は態勢の立て直しを迫られる。
投票率は、過去最低だった前回の2022年の45・14%を3・97ポイント上回った。
沖縄市の当日有権者数は11万875人(男性5万2787人、女性5万8088人)。
琉球新報 公開日時 2025年01月27日 05:00更新日時 2025年01月27日 05:21
先日の宮古島市長選挙ではいわゆる「オール沖縄」勢が落選し、
市長クラスでは「オール沖縄」が皆無になってしまいましたね。
そして今回の沖縄市長選挙の結果は…
残念ながら「オール沖縄」勢力の完敗でした。
沖縄の地元メディアをはじめ各新聞の論調を俯瞰すると、
オール沖縄勢の「衰退」や「退潮」といった「優しい」雰囲気が、
そこかしこに見え隠れするのですが、
果たしてそうなのでしょうかね?
なぜかというと、
ここ数年の首長選挙を顧みるに、
オール沖縄勢力の連続落選が数回どころか二桁まで、
彼らの意に反して進んでいると思うからです。
つまり、オール沖縄なのに県民の総意なのにもかかわらず、
勝つことができないということが明白になっているということは、
たとえどんな理由があるにせよ県民・市民から拒否されている…
という現実が「これでもか!」というほど見せつけられているのです。
これが「衰退」「退潮」なのでしょうか。
自分には「滅亡」という表現がふさわしいかと思います。
オールじゃないのにオールと名乗り、
総意じゃないのに総意と嘯く…
これって左翼が嫌う「大本営発表」と同じじゃないのですかね…