玉城県政、与党が過半数を維持 沖縄県議選
任期満了に伴う第13回沖縄県議会議員選挙(定数48)は7日、投開票され、玉城デニー知事を支える県政与党が過半数獲得を確実にした。投票率は46.96%で過去最低だった。
5月29日に告示された県議選は、13選挙区に64人が立候補。各候補者は県内で新型コロナウイルス感染症の影響により、選挙運動に制約を受ける異例の環境で選挙戦を展開した。
名護、うるま、浦添、石垣の4選挙区は無投票で12人の当選が決まった。県議選で4選挙区が無投票になったのは、1972年の第1回と並び過去最多。残り9選挙区、36議席を52人が争った。
沖縄タイムス 2020/06/07 23:34
今回の県議会選挙で過半数を占めたのが、
「辺野古反対」ということですね。
でも、こういった選挙があるといつも思うんですよね、
なぜ「基地反対・辺野古反対派」が大多数、
あるいは圧倒的多数を取れないのか?
というような疑問です。
米軍基地反対が「県民の総意」「オール沖縄」なら、
つまり県民全体の意思というのなら尚更です。
いや、別に反対しようが賛成しようが別にかまいません。
ただ、「県民の総意」「オール沖縄」が県民の意思ならば、
どうして過半数しか取れないのか不思議なのです。
現知事も「予想外」というようなコメントを出しておりますし、
新聞によっては「辛勝」と表現している紙面もあります。
さてさて、
こういった「予想外」「辛勝」といった現象は、
裏を返せば「県民の総意ではない」「オール沖縄でもない」
ということになるのではないでしょうか。
「お前は負け惜しみを言ってるんだ!」と、
思われるかもしれませんが、
その点は勘違いなさらないでいただきたいです。
なぜかというと、
米軍基地「容認派」と「反対派」という基軸で、
沖縄の選挙(知事選・首長選・議会選)をみた場合、
いつも僅差・あるいは拮抗した結果となっているからです。
今回は正にそうですし、前回の知事選も同様です。
僅差・拮抗によって「容認派」が勝ったり、
「反対派」が勝ったりしているのです。
そうでありますゆえに、
圧倒的多数・大多数で「容認派」が勝ったり、
「反対派」が勝ったりしたこともないのです。
つまり明らかに意見が分かれている、
ということにもなるのです。
興味がある方はご自分でお調べください。
こういった現象をつぶさに観察した場合、
はたして「県民の総意」「オール沖縄」とは何なのでしょうか?
誰の総意なのでしょうか?
何がオールなのでしょうか?
「県民の総意」「オール沖縄」を掲げる人たちは、
まず間違いなく「基地反対派」でしょう。
反対を表明しそれを実行すること自体は、
特に何とも思っておりません。
「容認派」も同様です。
しかし「総意でもない」「オールでもない」のに、
自分たちの意見は「全ての県民の一致した意見だ」というのは、
ハッキリいって嘘だと思います。
それに同調しミスリードするマスメディアと共に、
虚偽を拡散しているとしか思えません。
皆さんは「やってもいないこと」を「やった」とか、
「言ってもいないこと」を「言った」とされたらどう思いますか?
普通だったら訂正を求めるでしょう。
しかし沖縄では「県民の総意」ではないのに、
「オール沖縄」でもないのに、
「基地反対派」が「総意」であり、
「オール」だと喧伝されているのです。
しかもこれ、組織的なんですよね…
このような状況、
おかしいと思うのは自分だけでしょうか?
以上、「基地反対派」に不信感を持つ所以を書いてみました。