進出から3年で閉店することが決まった丸亀製麺栗林公園店=香川県高松市室新町
県外資本の讃岐うどん店チェーン最大手「丸亀製麺」の香川県内1号店・栗林公園店(高松市室新町)が18日に閉店する。「本場・香川」へ進出してからわずか3年。迎え撃つ形となっていた地元うどん店からは「本場ではやはり厳しかったのか」との声が上がっている。
丸亀製麺は外食大手のトリドール(神戸市)が2000年から全国展開し、讃岐うどんブームに乗って店舗網を急拡大。9日現在、国内に781店、海外に82店を出店している。県内では現在、3店舗を展開。1号店となった栗林公園店は12年1月にオープンした。
開店当初は「最大手がついに本場に進出した」と注目を集め、多くの人が来店したが、最近では平日には駐車場に空きが目立つようになっていた。
トリドールは消費税増税後の消費の低迷などから、本年度から店舗網の見直しに着手。栗林公園店の閉店も「売り上げや立地などから判断した」と説明する。
近くの複数のうどん店は「丸亀製麺がオープンして以降も売り上げは落ちていない」と口をそろえ、高松市の中央通りに面し、広い駐車場を備える立地に「相当の固定費がかかるのでは」と推し量る店主もいる。
店舗跡地には、焼き鳥店やカフェなどを運営するノウハウを生かし、他業態の飲食店を出店する方針。香川を「憧れの地」としている同社は「味への反応など、舌の肥えた本場のお客さんから学べたことは多かった」としている。【四国新聞より】
年間に何軒かのうどん屋は閉店している。
丸亀製麺もその一軒にすぎないわけだけど、新聞(地元紙)の記事になってしまう。いろいろ分析をしているけれど、本音で言えば“大手チェーンが丸亀(香川の地名)を名乗り本場で勝負、やれるもんならやってみぃ”的な感じ。“ほれみたことか”でしょう。
香川県民は新しい物好きなのに閉鎖的。待ち望んでいたものは両手広げてウエルカムだけど“マックとモスがあれば別にロッテリアなくても”って感じです。
大手が乗り込んで失敗って結構多いのです。
しかし現在、うどん屋を取り巻く現状が厳しいようです。消費税増税後の経費増。仕入れも大変のようです。牛肉の高騰により、肉うどんの肉の量が減ったとネットで書かれる店や、肉系のメニューを中止した店もあります。
安いが売りのうどんだけに、何円をどうするかが大変なのです。まぁ、業種は違いますがBarも大変なのです。ギリギリでやってますのでよろしくお願いします。
丸亀製麺プロモーションビデオ