【10年がかりで新品種/ヤーコン】
農研機構近畿中国四国農業研究センター(香川県善通寺市仙遊町)は28日、10年がかりで改良に取り組んできたヤーコンの新品種「アンデスの乙女」が完成したと発表した。
ヤーコンは南米原産のキク科の根菜。虫歯になりにくく整腸作用などがあるとされるフラクトオリゴ糖を、効率的に摂取できる食材という。国内には25年ほど前に導入され、主に北海道や東北などで栽培。香川県内ではまんのう町などが産地となっている。
涼しい気候を好み、表皮にひび割れが多いことなどから普及に至っていないため、同機構は耕作放棄地が多い中山間地対策食物として1991年、品種改良に着手。これまでにサラダオトメ、アンデスの雪、サラダオカメの3品種を開発したが、サラダオトメは収穫量が少なく、他の2品種は表皮にひび割れが多いというデメリットがあった。
このため、品質と収量性の向上を目指し、サラダオトメを母体の一つとして交配。その結果、サラダオトメの3倍近い収量に加え、ひび割れ発生率が5分の1程度のアンデスの乙女が誕生した。
今年の栽培で種芋が増産できたため、希望者に有料で提供する。申し込み、問い合わせは同機構知財・連携調整課種苗係〈029(838)7390〉。【四国新聞より】
収穫後1-2ヶ月の保存によって分解してオリゴ糖となり、甘みが出てきます。生で食べると、かすかにポリフェノールに起因する渋みを感じますが、甘くしゃきしゃきしたナシの果実に近い食感を持つためサラダとして食べてももOK。そのため中国では「雪蓮果」の商品名で主に果実店で売られているぐらいです。また、炒める、煮る、揚げるなどの加熱調理もOK。加熱すると、加熱したヤマイモに似た食感となります。
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