ベテランのバーテンダーに聞く 「酔っぱらいの対処法」

先輩や同僚と飲むお酒。はじめのうちは楽しいけれど、酔いが進んでいくとどんどん収拾がつかなくなって……。悪酔いした先輩に説教されたり、酔いつぶれた同僚を家まで送ったりと、酔っぱらいを相手にするのって本当に大変ですよね。トラブルにならずにその場を乗り切る方法ってあるんでしょうか？ 誰か教えて。

今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、都内でバーを経営する50代のベテランバーテンダー、橋本さん(仮名)。「店を自分の家と間違えて服を脱ぎ出してしまったお客様など、さまざまなケースを見てきました」と話す橋本さんに、酔っぱらいの対処法を聞きました。


■会話を成立させない

悪酔いして言いがかりを付けてくる人には、どう対処したら良いでしょうか？
「一番効果があるのは、まともに応対しないで答えをはぐらかすこと。例えば『この店にはカラオケがないのかよ！』と言いがかりを付けてきたら、『私はカラオケに行ったことがないんです』と、ちょっとズレた返答をするんです。まともに答えてしまうと会話がどんどん進んで、相手も興奮してきます。のらりくらりと、相手の勢いを削ぐことが大切です」
下手に対応してしまうと会話がヒートアップして、逆ギレされてしまう恐れがありますもんね。あまりにも関係ない受け答えをすると、それはそれで逆上されてしまう可能性もありそうなので、「ちょっとズレた返答」を心掛けることがポイントになりそう。


私の場合は 適当な距離感をとり“はい”“そうですね”“なるほど”をうまく使い分ける。


■何気なく身元を探り、冷静にさせる

暴れる酔っぱらいに遭遇したときの心得はありますか？
「見知らぬ方に絡まれたときには、何気なく相手の身元が分かるような情報を聞き出すことが効果的です。例えば『酔っぱらってらっしゃるようですけど、家はご近所ですか？』『お仕事帰りですか？』など、誘導尋問をして身元を特定できれば相手も下手なことはできません。『私も近所に住んでいるんですよ』『あなたの職場の方を知っていますよ』と諭していけば、たいていの人は冷静になるものです。あまりに酷いときは警察を呼びましょう」
酔っぱらって気が大きくなってしまうことは誰にでもありますが、職場や家族の話を持ち出されると我に返りますもんね。


私の場合は“つまらない店だ”と思わすよう仕掛ける(例えばこちらからは話しかける事はしない)


■泣き上戸には「YES」しか言わない

泣き上戸の人には、どのように接すればいいんですか？
「とにかく、どんな愚痴にも『そうだね』としか言わないこと。こういうタイプの人は、暴れたりすることが少ないので、とにかく同調してあげることが大切です。ついついアドバイスしてあげたくなってしまうものですが、そういうことを求めていないケースの人が多いので、機嫌を損なわないためにもとにかく『YES』を繰り返えしましょう」


『抱きしめる』っていう訳にはいかないので とにかく話を聞いてあげる。まぁこれしかないでしょ。


■ひとことアドバイス

「酒癖が悪い人のなかには、自分で気がついていない人もいます。お知り合いがトラブルを起こしているようでしたら、酔いが覚めたときにそれとなく注意してあげてください」
お酒は楽しんで飲むことが一番！ 節度を守ってたしなむことができてこそ、一人前の社会人というものです。それに加え、「酔っぱらいトラブル」の対処法を身につければ鬼に金棒。春になればお花見のシーズンもやってくるので、今から心得を学んでおくといいかも。


私の場合 常連さんの場合には 次回酔いの浅い時にそれとなく言います。

『この前大丈夫でしたか』とか『凄く荒れてましたがどうかしました』なんて言います。

すると次回から 多少ではありますが 気をつけてくれる。

初めてのお客さんなら 極力話さないようにする。

何を言っても誤解を招き 長引くだけです。



来るほうは(お客さんは) ヤバそうな友人は さっさとタクシーで帰らせる事。

お店にも迷惑かけないですしね。


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相川七瀬 - トラブルメイカー