【同じものができないんです】
久しぶりのブログです。では、早速。
よくある会話。
客『マスター、同じように作ったけど味が全然違うんやけど、何で?』
私『そうですか。違いましたか。』何度となく交わした会話であり、これからもあるだろうこの会話。
客『ジンとライムとトニックだけでしょ。』
私『だけと言われればだけですが…』もうそのへんで、、、
客『ジンも同じ、ライムも生ライム、氷もブロックをスーパーで買ってきたやつですよ。』なるほど、トニックにこだわらない。有りがちなミスか?
私『トニックはどの銘柄ですか?』
客『シュウェップス。マスターが教えてくれたやつ』アレッ!教えてた!?基本隠しませんから私。
私『全て同じですね。で!味が違う。答は簡単です。』そう至って簡単。
客『何、何?』
私『腕が違います。私はこれを作ってお金を戴いてますので。』言っちゃった。
客『なるほど。そりゃそうだ。』
と、この一言で納得となるわけです。
よくキャリア(バーテンダー歴〇〇年)とかいいますが、腕とキャリアは比例しません。当然、キャリアによるものも少なくはありませんが。。。
努力することは当然ですが、カクテルはセンスとイマジネーションだと思っています。
意外に自分にじゃなく“誰か”に作ってあげると高評価かもしれませんよ。
「無敵のキャリア・ガール」 岡村孝子
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