Mein kleiner Rosengarten

レイアウトを変えられてしまって

連休明けの昨日、ベランダのメンテナンス工事が始まりました。
作業の邪魔にならないように、
前もってバラの鉢を一部は室内に取り込んで、
残りはベランダの端に移動しておきました。

が、しかし!
昨日、作業員さんがベランダを見るなり、
「こりゃー、(鉢植えが)いっぱいあるなぁ~」と言い、
ベランダの隅に置いてあった鉢を、
作業の都合に合わせてどんどん動かしていったんです。
ちょ、ちょっと待って~!と止める間もなく…。

ピエール・ドゥ・ロンサールの鉢植えは枝がかなり伸びていたので、
近くに置いていたアイアンのラティスのようなものに
枝を仮留めしていました。
作業員さんがそのピエールの鉢をグイーーーッと引っ張って動かそうとしたとき、
枝を引き裂かれそうになったピエールの「助けてー!」という悲鳴が、
私には聞こえたような気がしました。

ピエールの枝がラティスに留めてあると気づいた作業員さん、
なんだ、しょうがないな、という顔をして、
今度は慎重に鉢とラティスを一緒に動かしてくれました。
…とりあえず、ホッ。

もともと私のベランダは、
好きなバラの鉢を収まりのいい場所に並べただけなので、
“ベランダガーデン”といえるような上等なものではありません。

けれど、私に暮らしの場所を決められたバラたちは、
効率よく日光を浴びることができるよう、その場所に見合った形で枝を広げ、
日が降り注ぐほうを向いて蕾をつけます。
私にはバラたちが、与えられた場所で精一杯輝けるよう
頑張っているように思えるのです。

昨日、作業員さんによって大幅にレイアウトを変えられてしまった
ベランダのバラたちは、今、とても居心地が悪そうにしています。
作業が終わるまであと数日、
可哀想だけれどバラたちには我慢してもらうしかありません。

そんな訳で今は写真もまともに撮れない状態なので、
今日は、工事が始まる前の連休中に撮った写真を載せました。

初めの写真は9月15日の朝に撮ったマチルダ。
朝日を浴びていたので、ピンク色がオレンジ味を帯びて写っています。



次は同じ15日の夕方のマチルダ。
内側の芯はそのままに、外の花弁だけ開いてこんな形に。



そしてさらにその翌日、16日の朝。
開ききって黄色い雄しべが見えていました。



マチルダは先日行ったばら公園でも秋の花を咲かせていましたが、
やっぱり、うちのマチルダが一番可愛い!(←親バカですね)
犬や猫などのペットに飼い主の情がうつるように、
愛情をこめて育てている植物にも、人の“情”はうつるものなんですね。

同じ品種のバラでも、育った環境や世話をする人の個性によって、
ずいぶん違った印象になるような気がします。

黄色いバラは9月15日のモリニュー。




最後の写真は今朝撮ったピエール・ドゥ・ロンサール。
先日折れたシュートの脇目がこんなに成長してきました。
嬉しい~




今日はいつもに増して長話になってしまいました。
最後まで忍耐強く読んでくださった方に心からお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。


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コメント一覧

れびっと
ほんとに!
かおりさん、ありがとう~^^

気持ち、わかります。ほんとに、そうよね~。
ここにも載せたピエール・ドゥ・ロンサールのシュートは無事に根付いて、
ただいま赤ちゃん苗として、部屋のなかで冬越し中です。
大事に育てようと思います~。
富良野かおり
薔薇なんかどうでもいいって思ってる人にはわかrqないんですよね!
花屋とかでも葉をむしったり、茎を持ってかごに入れたりしてる人みると、「まじかよ!」とツッコミいれたくなりますもん・・・・。
ちゃんと鉢の部分をそーっと持って!!って。
親心が逆撫でされますよね。
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