先週、南伊豆を訪れたとき
いつもお世話になっている民宿の女将さんに
甘夏をいただきました。
写真では大きさがわかりにくいですが、
1つ440グラムある大きな甘夏で
ご自宅で採れたのだそうです。
立派ですね~。
ウェルカムスィーツ?とでもいいましょうか、
こちらの民宿に到着したとき、お部屋のテーブルに
女将さんお手製の甘夏のピール(皮の砂糖漬け)が用意されていました。
その美味しかったこと!
娘たちもペロリと食べてしまいました。
私もピールを作ってみようかな?と思いましたが
自宅近くの図書館に手作りジャムの本があったのを思い出し、
甘夏でマーマレードを作ってみることにしました。
レシピは、こちらの本の中から
“ほろ苦い甘夏マーマレード”。
↓
実はこの本、私のお気に入りで、ジャムを作りたくなると借りてきます。
そんなに気に入ってるなら買えばいいのにね!(笑)
【1】 甘夏1つ(約400グラム)をよく洗って、皮を白いワタごと薄切りにする。
【2】 鍋に【1】と水1リットルを入れ1時間煮てザルにあけ、水にさらす。
3回水を替えてアクを抜き、甘夏の皮を堅く絞る。
【3】 その間に実の種をとり、袋ごと写真のように切って、水500mlとともに鍋で10分煮る。
【4】 【3】の鍋に、【2】の皮と砂糖400グラム(甘夏と同量)を入れ、
ふきこぼれない程度の強火で煮ながらアクをとり、煮詰める。
【5】の写真は、煮詰まってきて、とろみがついてきたところ。
マーマレードが熱いうちに
煮沸消毒したガラス瓶に入れて蓋をし、逆さまに。
ハイ、甘夏マーマレードの出来上がり!
さて、お味の方はといいますと…
苦味はあまり感じなくて、美味しかったですよ♪
ただ、私にはちょっと甘みが強すぎるかな。
まだ甘夏が残っているので、次に作るときは
砂糖を四分の三にしてみようかと思います。
ところで、なぜタイトルに「初恋の味?」と書いたかといいますと、
NHKのドラマ「おひさま」を見ている人のなかには
覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、
昭和10年代、主人公の陽子が飴屋で新発売の「レモン飴」を食べるシーンがあって
その宣伝の張り紙に「初恋の味」と書かれていたんです。
レモン飴のように甘くてすっぱいのが「初恋の味」なら、
甘夏マーマレードの甘くてほろ苦いのも、また
「初恋の味」なんじゃないかな?と思った訳です。
甘夏マーマレードは、ちょっとオトナになってからの
「遅れてきた初恋の味」…ってところかしらね?
がんばろう 日本!
余談ですが、
NHKの「おひさま」は昭和初期の信州安曇野が舞台です。
これがいいお話なんですよ~。
(ご覧になってない方はごめんなさい)
主人公が子ども時代の放送から観ているのですが、
悲しくなったり感動したり、登場人物に感情移入してしまって、泣けて困ります。
仕事の都合で毎朝は見られないので
録画しておいて週末に家族で観たりしています。
「初恋の味 レモン飴」という張り紙が出てきた放送も、娘たちと観ていました。
小学生のsaki 「“初恋の味”ってどんな味~?」
中学生のhana 「レモン飴の味だから、すっぱいんじゃない?」
saki 「へぇ~。すっぱいんだ~」
私 「でも、飴なんだから、すっぱいだけじゃなく甘酸っぱいってことでしょ」
saki 「へぇ~~、初恋の味って甘酸っぱいんだ~」
な~んて具合の会話をしながら観てます。
もちろん、さすがにこのシーンでは泣きませんでしたよ。(笑)
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