ご無沙汰している間におかげさまで双子は七歳になり、小学校二年生の夏休みをむかえております。
この春からめでたく自転車デビューした双子は、近頃自転車の運転にもすっかりなれてきて、
ばーちゃんちの周辺をふたりして暴走しており、すっかり心配の種になっておりました。
そんなある日の事、先に自転車にのれるようになったおとうとが、暴走のあまり、転倒!
それを見てあわてた兄は、思わず自転車を乗り捨てて、
必死の形相で走ってきて、弟の一大事とばかりにじーちゃんを呼びに来たのでした。
幸い弟は、ハンドルで胸を打って少しすりむいてしまったものの、
大事にはいたらず、これからは少しは暴走に歯止めがかかるであろうと思われる程度で済みました。
それから、しばらくたった日の事です。
いつものように双子は連れ立って自転車に乗りばーちゃん地の家の周りを走り回っていると。。。
今度は弟が自転車を乗り捨てて、真剣な顔でばーちゃんを呼びに来ました。
あわてて行ってみると、田んぼに落っこちたまま動かない兄の姿が!
ばーちゃんは思わず田んぼに飛び降りて、兄を抱き起こしました。
すると兄は、顔が半分泥に埋まっているにもかかわらず、なんとなく夢見ごごち?
だいじょうぶ?!とたずねるばーちゃんに、兄は
最初はびっくりしたけど、なんだか、泥んこの中ってほわーん。。。
ってゆう感じだそう。。。
はぁ~。。ぶじでよかったぁ~。。
よくぞ田んぼに落っこちてくれました。
そんなわけで、田舎暮らしに感謝しつつも、
双子の自転車暴走族?!に心配の種がつきないばーちゃんなのでした。