IC-740(1982年)のCW,RTTY,SSBでパワーが出ない件ですが、
先に、COMPスイッチだと書きましたが、外からケミカル薬品を吹いてても
埒が明かない(直らない、笑)ので、分解することに。
つまみ類を外して、
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フロントパネルを外すと、左上に1本のネジで、COMPスイッチ基板が
留められています。
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中間の塗装されてない金属パネルは、サイド4本のビスで外れますが、
バンドスイッチの6角ナットも外さないと手前に出てこないので注意。
(上の写真の銅色の6角ナット)
半田を外して、
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取り出した所、
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又ALPSでした。左が1C、右が2C。
どちらも接触不良でした。小さいプッシュスイッチを分解すると、
再度組み立てられないかもしれないので、背面の縦隙間から、CRC白缶噴射すると、なんとか、スイッチとして機能するようになりました。
(入手は出来ないハズなので、壊すと、ジャンパーしか手段がありません)
使って無いと、調子が悪くなるという典型例ですね。
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これで、CW,RTTY,SSBの出力は安定したものの、CW時のブレークイン時、
VOX DELAYを回すと送信状態になるという症状は変わらずでした。
まだまだ続く・・・。
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