JAPANサッカーカレッジが、開幕ダッシュをかけて独走するという予想をしていた北信越フットボールリーグ2011。
ツエーゲン金沢、松本山雅FC、AC長野パルセイロという〝3強〟が、北信越リーグを〝卒業〟し、残る〝1強〟のジャパンサッカーカレッジが、ぶっちぎりで優勝するのではないか、と。
優勝争いは起こらないのではないか、と。
確かに、JAPANサッカーカレッジは、現時点で1位だ。
でも、〝混戦〟の上での首位。
第5節の順位は―
1位 JAPANサッカーカレッジ 勝ち点13
2位 アルティスタ東御(とうみ) 勝ち点13
3位 上田ジェンシャン 勝ち点10
第2節、東御とJSCとの直接対決で[1-1]引き分けという結果になったのが〝効いて〟いる。
それにしても、うまく循環するものだ。
強いチームがいなくなって、白熱化は暫く見られないと思いきや、これまで〝そうじゃなかった〟チームが力を付けて、リーグ戦の停滞化を阻止する。
全国地域リーグ決勝大会には、北信越ブロックからはJSCが〝自動出場〟するんだろうなと、深く考えもせずに予想していたのだけど、ことは、そう単純にいかないようだ。