キム ジンスも黒田博樹みたいに？

みなさん御承知のように、スポーツ新聞とテレビの情報・報道番組のスポーツコーナーは、毎日のように広島東洋カープに舞い戻った黒田博樹投手のことを報じています。
男性向け週刊誌は元より、女性向け週刊誌まで黒田投手の為人と広島移籍の意義を解説するくらい。

高額な年俸よりも、古巣を選んだ彼の決断には、広島ファン以外の人も、プロ野球にさほど関心がない人も、称賛を送るのは自然な気持ちでしょう。
といっても、カープが用意していた給与額も、大層な大金ではあるんですけどね。

で、黒田礼賛報道を見るにつけ、キム ジンスがアルビレックス新潟のユニフォームに再び袖を通す日が来たら、やはり黒田みたくその男気は評価されるのであろうかなあ、と思っちゃうんですよね。
日本人でないし、Jリーグ人事はプロ野球のそれよりは興味を引き起こさないから、黒田フィーバーみたいな現象にまでは発展しないにしても。

ジンスは、御周知のように、三十路あたりでまたアルビレックス新潟でプレーしたいと述べてます。
が、そのときの彼の年俸はきっと、新潟が支払えないような高額のはず。
でもジンスは、金額の問題じゃない、とアルビレックス新潟復帰を決断してくれたなら、そりゃ黒田みたいな美談化になるんだろうな。

もちろんのこと、未来のことは分かりませんがね。
将来の新潟がサイドバックの宝庫で、ジンス獲得の必要性は無いと見送られるかもしれない。
けど"需給"が一致して成立したら、そうなるんじゃないかな、と。


それにしても、黒田博樹の報道ぶりは加熱の一途ですよね。
やはり日本球界に復帰した松坂大輔のことなんか、反対に小さくしか扱われない有り様。
松坂も埼玉西武ライオンズか、横浜DeNAベイスターズに移籍していたら、違ってたんですかね？