森重率いるトリニータ守備網を打ち破れ！

あす23日の大分市の天気は雨。
けど、九州石油ドームは屋根が架かるので、雨に濡れる心配なし。
今の時期ならば、空気がこもって湿度が高くなるということもなし。
何時だったのか九石ドームは、湿度ムンムンで、新潟の選手たちのパフォーマンスが著しく悪かったけど、明日は、その恐れはなさそう。
中2日の疲労はあるけど、湿度が高くならないのは、プラス材料でしょう。

トリニータのFWは、高松とウェズレイの2トップ。
昨シーズンの広島×京都のJ1・J2入れ替え戦で明らかになったけど、今やウェズレイには往年のキレは無く、脅威は大きく減りました。
やはり、年を取った影響が大きいのでしょう。

でも、年輪を重ねたことによる老獪さが彼にはあります。
まだシーズンが始まって間もないということで疲労は蓄積されておらず、敵チームの守備が整備し切れていないという外的要因が働き、ここまで2ゴールを挙げられていると分析しています。
シーズンが深まれば深まるほど、ウェズレイは輝きを失っていくと睨んでいます。

まぁ、いずれにせよ、春のウェズレイは厄介な存在だけど、出場停止処分というのはアルビにとって好材料。
千代反田が本調子でない今、これは天の恵みです。

高松は無得点ながらも、ポストプレーで強みを発揮し、攻撃を活性化しています。
サカダイ・サカマガ・エルゴラの採点表を見ても、悪くないです。
高松を自由にさせないことが肝要であり、千葉と千代反田は、高松を機能不全に陥ることをさせないと苦しい展開になるでしょう。

さて、ウェズレイの代役は誰か？
前田か松橋弟か？
老練さはないけど、若さが武器のFWをうちのDFがきっちり抑えられるかどうか。

 

大分の失点は、清水戦で「１」、柏戦で「0」、横浜戦で「１」、計2失点。
例によって3バックであり、公式戦3試合とも面子は左から―

　　　　　　　　　　　　上本　　　　森重　　　　深谷

の3名。
曲者・三木がグランパスに移籍してラッキーと思ってたけど、森重が三木の抜けた穴を埋める大活躍ぶり。
そう言えば、昨季最終節も、彼はイヤらしい守備をしていたっけ。
慎吾が蹴ったボールに合わせて得点を決めやがった森重だけど、今季も開幕戦で慎吾からCKを押し込んでゴールを決めています。
セットプレーでも要警戒の森重、うーん……

森重は、皆さんも知っての通り、吉田JAPANで河原と亜土夢のチームメイト。

　　理解っているね　亜土夢と河原   (｀０´)ノ

君らも森重みたいに、チームの屋台骨に早くなってくれ！
第1・2節を見る限り、寺川のパフォーマンスはかなり凄い！
けど、その寺川を押し退けるくらいじゃないとダメなんだからね！
出来れば、大分戦に起用されて、森重をぶち抜いてゴールを挙げる活躍を期待しているぞ！

でも、森重がここまで急成長なるとは。
そりゃ、反町さんもU-23代表メンバーに選抜するわ

そして森重はボランチが本職だったのに、シャムスカ監督によってセンターバックに起用されて、更に才能が伸びた選手。

　　　　　　　　　　　　　　ん！？

元々はボランチだったのに、CBにコンバートされて輝きを増した選手って、身近にいたよね？
そう、千葉和彦。
そして千葉も、それがきっかけで出場機会を増やし、反町さんに呼ばれるまでになった。
しかし、今度の北京五輪代表チームには、森重が招集され、千葉は落選。

千葉には、森重を凌駕する働きを示してもらいたい。
そうして、再び、反町さんに呼んでもらえるようになってもらいたいぞ(｀￢´)/

 

そんな森重が中央にドーンと構える大分守備陣を切り裂けるか？
矢野貴章のことだから、森重も深谷に競り勝てると信じているけど、アレは厳しいかなぁ(￣へ￣|||)
チームにフィットし始めてきているとはいえ、大宮やFC東京のディフェンスレベルに悪戦苦闘していることを考えたら、より堅牢な大分守備陣に打ち勝てるのは、ちと難儀。
ただ、来日初ゴールを決めて、気分は良くなっています。
プレッシャーからも幾分解き放たれたはず(＾0^*
その精神的余裕が、九石ドームでプラスに転化してくれることといいのだけど。

森重らを抜いても、待ち構えているのは西川周作。
けど吾輩、周作のセービングよりも脅威に思っていることがあります。

　　　　　　　　それは彼のフィードキック

吾輩がアルビと相対するチームの監督ならば、こう指示します――

　　　　　GKとDFの空間を狙ってロビングを入れろ

って。
そのスペースに蹴り込めば、自滅してくれる可能性が高いんですからね。

周作の武器は、その正確なパントキック。
『日本のチラベルト』なんて風にも一部マスコミが評したほど、彼のキックは精度が高い。
アルビの守備陣形が整わない間隙を狙い、北野or野澤と最終ラインの間に横たわる空間にボールを蹴り入れるなんて、造作も無いこと。

仏の顔も三度まで、もうあんな過ちは禁物だからね(￣‥￣)=

 

点を奪うには、FWだけじゃなく、中盤もしっかり機能しなくちゃ話にならない。
ヤマザキナビスコカップはどうだったか知らないけど、案の定、トリニータのボランチは手強い。
特に、メタボリックストライカーじゃない方のエジミウソン。
どうも大分エジは、新潟にカモ意識を持っている感じ。
こういうのって意外と厄介で、端から呑んで掛かって来られると、面倒なんだよね。

でも、その大分エジを含む中盤に打ち勝てないと、ボールを前線に運べず、ゴールを挙げられない。
勲と松尾、彼らが如何に、こぼれ球・セカンドボールを拾いまくり、それを前線に放り込めるか！
もし、ここで競り負けるならば、そりゃ大変ですよ。

　　　　　　　　ハードワーク　ハードワーク  

中盤でのハードワークが肝心。
スタミナ抜群の亜土夢が出て、かき回してくれると個人的には嬉しいのだけど。

そして慎吾の無回転キックも脅威。
なんでも、更に無回転シュートの威力が増したようで。
ぺナルティエリア付近で不用意なファールを与えないことく(￣Д￣)

 

先制点は命取りなので、とにかく、先制点が欲しい。
今までのところ、先制されてばっかり。
追い上げる力は実証されているのだから、絶対に先制ゴールを！！！！

けれども、容易に点は取れないと予想されるので、となると、守備も我慢・我慢。

明日は、我慢勝負になるのかも。
そして、その我慢勝負に絶対に勝て！