名久井農業高校の校舎から眺める名久井岳は
四季折々の一幅の絵を見ているような絶景です。
面白いことに、この時期になるといつも気づくことがあります。
それはグラウンドの防風林。秋になるとところどころ黄色になるのです。
おそらくイチョウだと思うのですが、
校舎から見ていると、春も夏も緑一色のカーテンなので
そこにイチョウがあること自体、まったく気づきません。
しかし秋になるとイチョウは黄色になって主張を始めます。
それも1本2本ではありません。まるで隠し絵。
こんなにも隠れていたんだといつも驚かされます。
さて名農祭も終わり、リンゴやナガイモ農家などまだ忙しい方もいますが
多くの方は農作業も一段落してくる頃でしょうか。
かつてこの地域の先人たちは11月20日を「農仕舞い」といい
家族でお膳を囲んで、農の神様へのお礼と家族の労をねぎらいました。
確か勤めた当時は学校農場でも農仕舞いと称する宴会を
忘年会前の11月に開いていたものです。
春は田植え後に豊作を祈念する「天祈り」(てのり)、秋は「農仕舞い」。
残念ながら今はもう行うこともなくなりましたが、
農業に関わっているんだということを実感できる好きな行事でした。
指導者が伝承しなければ子供に伝えることができません。
今年はコロナで忘年会すら思うように開けないご時世ですが
また復活して欲しい農高らしい季節を感じるイベントです。
ところで先人の農仕舞いはもちろん旧暦。
つまり本当は、まだ1ケ月も先。イネや豆類の脱穀、
大根を干して漬物にするなどまだまだ仕事がありました。
四季折々の一幅の絵を見ているような絶景です。
面白いことに、この時期になるといつも気づくことがあります。
それはグラウンドの防風林。秋になるとところどころ黄色になるのです。
おそらくイチョウだと思うのですが、
校舎から見ていると、春も夏も緑一色のカーテンなので
そこにイチョウがあること自体、まったく気づきません。
しかし秋になるとイチョウは黄色になって主張を始めます。
それも1本2本ではありません。まるで隠し絵。
こんなにも隠れていたんだといつも驚かされます。
さて名農祭も終わり、リンゴやナガイモ農家などまだ忙しい方もいますが
多くの方は農作業も一段落してくる頃でしょうか。
かつてこの地域の先人たちは11月20日を「農仕舞い」といい
家族でお膳を囲んで、農の神様へのお礼と家族の労をねぎらいました。
確か勤めた当時は学校農場でも農仕舞いと称する宴会を
忘年会前の11月に開いていたものです。
春は田植え後に豊作を祈念する「天祈り」(てのり)、秋は「農仕舞い」。
残念ながら今はもう行うこともなくなりましたが、
農業に関わっているんだということを実感できる好きな行事でした。
指導者が伝承しなければ子供に伝えることができません。
今年はコロナで忘年会すら思うように開けないご時世ですが
また復活して欲しい農高らしい季節を感じるイベントです。
ところで先人の農仕舞いはもちろん旧暦。
つまり本当は、まだ1ケ月も先。イネや豆類の脱穀、
大根を干して漬物にするなどまだまだ仕事がありました。