気温が下がり、というか雪が降ってしまった青森県。
本格的な冬に突入しました。
きれいだったモミジのほとんどは落葉してしまいましたが
ご覧のようにまだ葉をつけている植物があります。
これはイチゴ。品種は不明ですが、
果実を食べる普通のイチゴが足元で紅葉しています。
さてこの晩秋から初冬寒さ、イチゴにとって
実をつけるのに欠かせない条件なのです。
というのは、イチゴは気温15〜25℃の環境下では
日が短くなると花芽をつける短日植物ですが
気温が低ければ低いほど早くできます。
逆に25℃以上あると、いくら短日条件になっても花芽をつけません。
つまり寒さに当たらないと美味しいイチゴが食べられないのです。
では気温15〜25℃の短日条件が揃う季節はいつでしょう。
イチゴの露地での収穫は初夏なので、その前の春が疑われますが
残念ながら春は長日条件。日に日に日長が長くなるので当てはまりません。
答えは秋。日が短くなり気温も下がってくるからです。
驚くことにイチゴは来年の花芽を今すでに持っているのです。
しかしイチゴにはもっとすごい育苗方法があります。
それが夜冷育苗。気温10℃ぐらいの冷蔵倉庫に入れておくと
日長関係なしに花芽が出来ちゃうんです。
どうやらイチゴは日長さより低温の方が重要なようです。
この性質を使うといつでも結実させられます。
超早出しという9月出荷のイチゴはこの技術を応用しています。
冬に突入した青森県のイチゴ。みんな大事な花芽を抱えて越冬します。
本格的な冬に突入しました。
きれいだったモミジのほとんどは落葉してしまいましたが
ご覧のようにまだ葉をつけている植物があります。
これはイチゴ。品種は不明ですが、
果実を食べる普通のイチゴが足元で紅葉しています。
さてこの晩秋から初冬寒さ、イチゴにとって
実をつけるのに欠かせない条件なのです。
というのは、イチゴは気温15〜25℃の環境下では
日が短くなると花芽をつける短日植物ですが
気温が低ければ低いほど早くできます。
逆に25℃以上あると、いくら短日条件になっても花芽をつけません。
つまり寒さに当たらないと美味しいイチゴが食べられないのです。
では気温15〜25℃の短日条件が揃う季節はいつでしょう。
イチゴの露地での収穫は初夏なので、その前の春が疑われますが
残念ながら春は長日条件。日に日に日長が長くなるので当てはまりません。
答えは秋。日が短くなり気温も下がってくるからです。
驚くことにイチゴは来年の花芽を今すでに持っているのです。
しかしイチゴにはもっとすごい育苗方法があります。
それが夜冷育苗。気温10℃ぐらいの冷蔵倉庫に入れておくと
日長関係なしに花芽が出来ちゃうんです。
どうやらイチゴは日長さより低温の方が重要なようです。
この性質を使うといつでも結実させられます。
超早出しという9月出荷のイチゴはこの技術を応用しています。
冬に突入した青森県のイチゴ。みんな大事な花芽を抱えて越冬します。