７連装のリボルバー

FLORAは11月にたくさんの大会に出場してきました。

幸運なことに、手ぶらではなく毎回努力の証を持ち帰っています。

先週、そんなたまりにまたった３大会の武勇伝を

地元の新聞社さんが取材してくださいました。

もう何度目でしょう。すっかり顔馴染みになってしまいました。

面白いのは３大会とも発表した内容がまったく違うこと。

大会の求めるテーマを見極め、いちばん輝けるテーマを選択するとともに

それに見合ったメンバーを送り込んでいるからです。

今年のFLORAは７名。つまり７連装のリボルバーです。

今回の取材では、なんといっても主役は環境大臣賞を受賞した京都組。

FLORA HUNTERS AQUA初めての大臣賞です。

環境研究班と名乗るFLORAにとってとても嬉しい受賞ですが

メンバーにとっては賞の重さなんて関係なく

自分たちが実際に発表して勝ち取ってきたものが一番。

各自、自分の賞状を持ち、胸を張ってファインダーに納まっていました。

さて2年生は現在、関西方面の修学旅行中。

FLORAメンバーにとっては今年3度目の関西です。

みんなで高校生活最高の思い出を作ってきて欲しいものです。

Flora Horror Show

修学旅行から2年生が帰ってきた翌日、

FLORAはJr.とともに環境系の大会に出場することになっています。

出場13チームという大きな大会ですが、

計画では今年度のFLORAのガチンコ勝負はこれにて千秋楽。

例年より早く翌年への充電期間に入る予定です。

そんな最後の大会では「Day Zero」をテーマに発表します。

今年を代表する研究で、今までは面白く楽しい内容にして

発表してきましたが、今回はちょっと怖いホラーの要素も入れました。

「Day Zero」は地球の都市部で水が枯渇する日を意味する言葉。

気候変動、人口増加が進む地球。FLORAが開発した技術紹介はもちろんですが

もっと水を大切に使う必要があるのではという強いメッセージを込めているのです。

「脅かすなよ」というかもしれませんが、

この発表のために、メンバーがこの地域の今年の夏の気象を探ったところ

最高気温は3℃以上も上昇。それに対して雨量は40％も減少しています。

「Day Zero」が単なるホラー物語ではなく、

徐々に現実味を帯びてきていることを示しながら発表をまとめる予定です。

寒い冬にFLORAがお届けするHorror Show。

役者が戻ったらぶっつけ本番で開演となります。