これはお汁粉ではありません。
「なべっこだんご」という青森県の三八地方から岩手県北部の郷土料理で
お餅の真ん中が凹んでいるため、おへそのように見えることから
「へっちょこだんご」などとも呼ばれています。
昔、この地域は冷涼多湿のヤマセという風が流れむ地域で
お米がとれませんでした。そこで先人の日常食はアワやヒエなどの雑穀。
そのため、このだんごもモチキビなど雑穀で作られ
農仕舞いの膳に並んだといいます。
また時には、お米で作る場合もありました。
現在の三八地方で目にする「なべっこだんご」は
雑穀ではなく、なぜかすべてお米で作るものばかり。
いったいなぜ雑穀は消えて、お米だけが残っているのでしょう。
先人が貴重なお米を使って作る理由は、もちろん神様へのお供えだから。
11月24日の大師講様(弘法大師)の年取り、
1月に農神様を迎える日、そして小正月など神様にお供えする際に
ここぞとばかり貴重なお米を使ったのです。
白いお米で作ったお餅は日頃の雑穀生活では味わえないとても美味しいもの。
子供達はとても楽しみにしていたといわれています。
したがっておそらく農業技術が進化し、手軽にお米を手に入れられるようになった今、
美味しいお米で作るだんごだけが残ったのではないかと思われます。
さてこの「なべっこだんご」。お汁粉と同じような作り方をしますが
お餅の食感がまったく違います。コシがあるのです。
理由は煮えて浮き上がってきたお餅を冷水でしめるため。
そのためお餅はベタベタすることはなく、かみごたえがあり、とても美味しいのです。
インターネットやYoutubeで作り方が紹介されているのでぜひ作ってみてください。
お米のとれない地域が生んだ自慢の郷土料理です。
「なべっこだんご」という青森県の三八地方から岩手県北部の郷土料理で
お餅の真ん中が凹んでいるため、おへそのように見えることから
「へっちょこだんご」などとも呼ばれています。
昔、この地域は冷涼多湿のヤマセという風が流れむ地域で
お米がとれませんでした。そこで先人の日常食はアワやヒエなどの雑穀。
そのため、このだんごもモチキビなど雑穀で作られ
農仕舞いの膳に並んだといいます。
また時には、お米で作る場合もありました。
現在の三八地方で目にする「なべっこだんご」は
雑穀ではなく、なぜかすべてお米で作るものばかり。
いったいなぜ雑穀は消えて、お米だけが残っているのでしょう。
先人が貴重なお米を使って作る理由は、もちろん神様へのお供えだから。
11月24日の大師講様(弘法大師)の年取り、
1月に農神様を迎える日、そして小正月など神様にお供えする際に
ここぞとばかり貴重なお米を使ったのです。
白いお米で作ったお餅は日頃の雑穀生活では味わえないとても美味しいもの。
子供達はとても楽しみにしていたといわれています。
したがっておそらく農業技術が進化し、手軽にお米を手に入れられるようになった今、
美味しいお米で作るだんごだけが残ったのではないかと思われます。
さてこの「なべっこだんご」。お汁粉と同じような作り方をしますが
お餅の食感がまったく違います。コシがあるのです。
理由は煮えて浮き上がってきたお餅を冷水でしめるため。
そのためお餅はベタベタすることはなく、かみごたえがあり、とても美味しいのです。
インターネットやYoutubeで作り方が紹介されているのでぜひ作ってみてください。
お米のとれない地域が生んだ自慢の郷土料理です。
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