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前の仕事場の友人と始めて一緒に自転車を乗ることになった。
彼は、今新潟県に単身赴任しているため、会うのは1年ぶり。
自転車歴は大先輩。
自分が自転車を買ったというので、一緒に走ろうということになった。
期日は、12月23日(祝)に決定。
集合場所は、前橋の敷島にある正田醤油スタジアム前。
すでに、風が強く木々が大きく揺れていた。
「まあ、なんとかなるさ」と風の怖さを甘く見ながらスタートした。
街中を走り、利根川サイクリングロードを目指す。
前橋グリーンドーム前の中央大橋を渡った。
あまりの風の強さに、斜めに走るようにしないと真直ぐに進まない。
利根川サイクリングロードは回りに木々があって風はさほど気にならなかった。
順調にスピードを上げて進んでいった。
途中、橋梁工事のため迂回路があった。
来年の3月15日までの辛抱らしい。
五料橋を渡って、玉村町から伊勢崎市になった。
ここから風が強くなってきた。
周りに木などの風除けが無いためだ。
「まあ、なんとかなるさ」と思いながら自転車を斜めに進めていた。
考えてみれば、ここでは追い風だったので、進んでいた。
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休憩場所の利根川と広瀬川の合流地点の緑地公園に到着したが、風が強くてトイレの陰にしかいられない。
いつもなら、自転車に乗った方々が溜まっているのに誰もいない。
トイレ休憩していたローディの方と話をした。
「こんな日に自転車は乗るもんじゃないよ」と、言われてしまった。
これから、前橋の敷島まで帰るのだが、どちらが良いか聞いたが、「どっちもどっち」と言われ、当初の計画通りに、広瀬川サイクリングロードへ向かった。
これが、更なる失敗の始まりだった。
周りに何も無いサイクリングロード。
しかも、帰りは向かい風。
先日、ここを走ったが、この辺りは28Km位で進めた気がするが、15Km前後しかスピードが出ない。
同行した友人のモリさんは、スッパッツに短パンのためか、足全体の感覚が無くなり、足が棒のようになってしまって、自転車をやっと乗っている状態。
伊勢崎オートレース場を越えると、堤防の上ではなく、下に降りるので風が弱くなる事を祈っていた。
しかし、風が弱くならなかった。
それより、窪地のため日が落ちるのが早い。
堤防の上には日が差しているのに、ここだけ日陰。
午後3時過ぎというのに信じられない。
風は夕方に近づくにつれ、強くなっている気がする。
とにかく寒い。
スキーに行って、吹雪にあったが何とかロッジまでたどり着きたい状態だった。
目の前には澄み切った青空の中、赤城連山がきれいに見える。
これが、「上州からっ風」だと実感した。
自転車に乗りながら向かい風に、涙と鼻水が止まらなかった。
甘く見ていた自分を反省した。
対岸の水鳥達も風が強くて岸に上がっていた。
広瀬川サイクリングロードから、街中を抜けスタート地点の敷島に着いたのが午後4時半過ぎだった。
4時間チョットもかかってしまった。
いつもなら、3時間以内で余裕で行って来られるコースなのに....。
駐車場に着いても、体中が冷え込んで、震えが止まらずに旨く動けない。
雪山で遭難しそうになった状態と同じようだった。
もう二度と風の強い日に自転車に乗りたくないと思った。
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12月26日(月)、にほんブログ村のロードバイク注目記事の順位では19位でした。ご覧いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
前の仕事場の友人と始めて一緒に自転車を乗ることになった。
彼は、今新潟県に単身赴任しているため、会うのは1年ぶり。
自転車歴は大先輩。
自分が自転車を買ったというので、一緒に走ろうということになった。
期日は、12月23日(祝)に決定。
集合場所は、前橋の敷島にある正田醤油スタジアム前。
すでに、風が強く木々が大きく揺れていた。
「まあ、なんとかなるさ」と風の怖さを甘く見ながらスタートした。
街中を走り、利根川サイクリングロードを目指す。
前橋グリーンドーム前の中央大橋を渡った。
あまりの風の強さに、斜めに走るようにしないと真直ぐに進まない。
利根川サイクリングロードは回りに木々があって風はさほど気にならなかった。
順調にスピードを上げて進んでいった。
途中、橋梁工事のため迂回路があった。
来年の3月15日までの辛抱らしい。
五料橋を渡って、玉村町から伊勢崎市になった。
ここから風が強くなってきた。
周りに木などの風除けが無いためだ。
「まあ、なんとかなるさ」と思いながら自転車を斜めに進めていた。
考えてみれば、ここでは追い風だったので、進んでいた。
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休憩場所の利根川と広瀬川の合流地点の緑地公園に到着したが、風が強くてトイレの陰にしかいられない。
いつもなら、自転車に乗った方々が溜まっているのに誰もいない。
トイレ休憩していたローディの方と話をした。
「こんな日に自転車は乗るもんじゃないよ」と、言われてしまった。
これから、前橋の敷島まで帰るのだが、どちらが良いか聞いたが、「どっちもどっち」と言われ、当初の計画通りに、広瀬川サイクリングロードへ向かった。
これが、更なる失敗の始まりだった。
周りに何も無いサイクリングロード。
しかも、帰りは向かい風。
先日、ここを走ったが、この辺りは28Km位で進めた気がするが、15Km前後しかスピードが出ない。
同行した友人のモリさんは、スッパッツに短パンのためか、足全体の感覚が無くなり、足が棒のようになってしまって、自転車をやっと乗っている状態。
伊勢崎オートレース場を越えると、堤防の上ではなく、下に降りるので風が弱くなる事を祈っていた。
しかし、風が弱くならなかった。
それより、窪地のため日が落ちるのが早い。
堤防の上には日が差しているのに、ここだけ日陰。
午後3時過ぎというのに信じられない。
風は夕方に近づくにつれ、強くなっている気がする。
とにかく寒い。
スキーに行って、吹雪にあったが何とかロッジまでたどり着きたい状態だった。
目の前には澄み切った青空の中、赤城連山がきれいに見える。
これが、「上州からっ風」だと実感した。
自転車に乗りながら向かい風に、涙と鼻水が止まらなかった。
甘く見ていた自分を反省した。
対岸の水鳥達も風が強くて岸に上がっていた。
広瀬川サイクリングロードから、街中を抜けスタート地点の敷島に着いたのが午後4時半過ぎだった。
4時間チョットもかかってしまった。
いつもなら、3時間以内で余裕で行って来られるコースなのに....。
駐車場に着いても、体中が冷え込んで、震えが止まらずに旨く動けない。
雪山で遭難しそうになった状態と同じようだった。
もう二度と風の強い日に自転車に乗りたくないと思った。
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12月26日(月)、にほんブログ村のロードバイク注目記事の順位では19位でした。ご覧いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
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