はじめの一歩から。

一歩を踏み出すには、チョッと勇気が必要。でも、一歩一歩が積み重なって結果になる。今日も一歩を踏み出そう!

もう二度と自転車は乗りたくない! ~上州からっ風の恐怖~

2011-12-25 | 01 自転車ライフ
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前の仕事場の友人と始めて一緒に自転車を乗ることになった。
彼は、今新潟県に単身赴任しているため、会うのは1年ぶり。

自転車歴は大先輩。
自分が自転車を買ったというので、一緒に走ろうということになった。



期日は、12月23日(祝)に決定。
集合場所は、前橋の敷島にある正田醤油スタジアム前。

すでに、風が強く木々が大きく揺れていた。
「まあ、なんとかなるさ」と風の怖さを甘く見ながらスタートした。



街中を走り、利根川サイクリングロードを目指す。



前橋グリーンドーム前の中央大橋を渡った。
あまりの風の強さに、斜めに走るようにしないと真直ぐに進まない。



利根川サイクリングロードは回りに木々があって風はさほど気にならなかった。
順調にスピードを上げて進んでいった。



途中、橋梁工事のため迂回路があった。
来年の3月15日までの辛抱らしい。



五料橋を渡って、玉村町から伊勢崎市になった。
ここから風が強くなってきた。
周りに木などの風除けが無いためだ。

「まあ、なんとかなるさ」と思いながら自転車を斜めに進めていた。
考えてみれば、ここでは追い風だったので、進んでいた。

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休憩場所の利根川と広瀬川の合流地点の緑地公園に到着したが、風が強くてトイレの陰にしかいられない。
いつもなら、自転車に乗った方々が溜まっているのに誰もいない。

トイレ休憩していたローディの方と話をした。
「こんな日に自転車は乗るもんじゃないよ」と、言われてしまった。
これから、前橋の敷島まで帰るのだが、どちらが良いか聞いたが、「どっちもどっち」と言われ、当初の計画通りに、広瀬川サイクリングロードへ向かった。

これが、更なる失敗の始まりだった。



周りに何も無いサイクリングロード。
しかも、帰りは向かい風。
先日、ここを走ったが、この辺りは28Km位で進めた気がするが、15Km前後しかスピードが出ない。

同行した友人のモリさんは、スッパッツに短パンのためか、足全体の感覚が無くなり、足が棒のようになってしまって、自転車をやっと乗っている状態。



伊勢崎オートレース場を越えると、堤防の上ではなく、下に降りるので風が弱くなる事を祈っていた。
しかし、風が弱くならなかった。
それより、窪地のため日が落ちるのが早い。



堤防の上には日が差しているのに、ここだけ日陰。
午後3時過ぎというのに信じられない。
風は夕方に近づくにつれ、強くなっている気がする。

とにかく寒い。

スキーに行って、吹雪にあったが何とかロッジまでたどり着きたい状態だった。



目の前には澄み切った青空の中、赤城連山がきれいに見える。
これが、「上州からっ風」だと実感した。

自転車に乗りながら向かい風に、涙と鼻水が止まらなかった。
甘く見ていた自分を反省した。



対岸の水鳥達も風が強くて岸に上がっていた。



広瀬川サイクリングロードから、街中を抜けスタート地点の敷島に着いたのが午後4時半過ぎだった。
4時間チョットもかかってしまった。
いつもなら、3時間以内で余裕で行って来られるコースなのに....。
駐車場に着いても、体中が冷え込んで、震えが止まらずに旨く動けない。
雪山で遭難しそうになった状態と同じようだった。


もう二度と風の強い日に自転車に乗りたくないと思った。



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