NSRが調子が悪かった原因について。
通常、筑波1000でのSP車両とノーマル車両のタイム差はコンマ5~8くらい。
MP100が38秒4でしたので普通に考えれば
ノーマル50でも39秒前半は出るのが普通。
しかし記録したタイムは39秒6だったかな?
コンマ5遅い。。。
エンジンが吹いてないだけなら気にする事もなかったのですが、エンジンは悪くなかったと思う。
じゃあ何が悪かったか。
ズバリ
「乗り手!」
自分が下手くそ。
MP100は悪くなかったのにノーマルだけが悪かった理由。
それはやっぱり4stと2stの違い。
同日に4stと2stを乗り換えてのダブルエントリーは何年もやっていますが、やはり2つとも最高の走りをするのは難しいです。
具合的にはエンブレからのマシンの挙動の差でしょう。
エンブレを嫌うライダーは多いですが、僕はできる限りエンブレを1つの有効なブレーキ手段として使うようにしています。
リアタイヤがロックしないギリギリで出来る限り高回転でシフトダウンをし、エンブレによる減速を狙います。
エンブレを上手く使える利点のもう1つにはエンブレが掛かった状態ではマシンは自然と路面に押し付けられ挙動が安定します。
逆に2stはエンブレがほとんどありませんので4stと違い挙動が不安定に感じます。
そこを補うのはライダーであり、よく速いライダーが言う事は
「リアブレーキを使い、安定させる。」
と言う。
4stのエンブレ効果と2stのリアブレーキ効果って、凄く近いものだと思います。
要はブレーキング時に浮き上がろうとするリアタイヤを、減速要素から路面に押し付けるようにして安定させる訳です。
ここで問題なのがライダーがどちらよりの走り方になっているかと言う点。
僕で言うならば4stノリになっているのでエンブレありきの姿勢制御になってしまう。
そこで2stに乗ると不安定が恐怖心に繋がりイマイチ攻めきれません。
かといった2stに乗り込み合わせていくと、今度は4stが上手く乗れないというジレンマに陥る。
練習走行などで、そこそこのタイムで走る事は2stだの4stだのは問題ない。
実際に桶川でチーム員のマシンを乗れば2stでも4stでも、ある程度のタイムまでなら出せます。
が、しかしEXPの中で勝つとなると全く別問題。
速い!努力をしているライダーの中では、ちょっとした違和感や恐怖心が埋める事の出来ない差となってしまう。
今回を特にその辺を痛感しました。
今まではMP100クラスには安定度の余裕があり、2st合わせでも戦えた。
しかし豪が速くなり、今では100%で行っても勝てるかどうか。
となると5年連続シリーズタイトルが掛かるMP100に合わせる事になり2stはイマイチとなる。
散々ダブルエントリーしてきましたが、4stと2stをEXPのトップクラスで走らせるのは難しい。。。
今更?
ですが、来季はノーマル50クラスへのエントリーは迷いが出ています。。。
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