東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

明野駐屯地航空祭-前編(10月30日)

2011年11月07日 15時09分55秒 | 航空機
 いつもよりちょっと寝坊して起床。外を見ると曇ってはいるけどまだ降る感じはなさそう。予定通り明野駐屯地航空祭へ向かう。もし雨が降っていたなら鳥羽水族館へ行く予定だった。着替えたりしてまずは朝食へ。


ホテル自慢の品は特に無いスタンダードな朝食。

 車はホテルの駐車場に止めて近鉄で移動。明野駅から駐屯地までは無料シャトルバスがある。駐屯地周辺は混雑が予想できるから公共交通機関を利用したほうが間違いないだろう。車にいらない荷物を載せて目の前にある松阪駅へ。その前にフロントに駐車場の使用をたずねると快くOKしてくれた。
 ホームには結構な人がいた。ほとんどが目的地が一緒のようだ。2両編成のワンマン運転車両に乗車。ほとんどまっすぐの路線でヨメも「定規で最短距離を引いたよう」と言う。
 明野駅で降りて改札を出るがそこにはシャトルバス待ちの長い列ができていた。しかし大型バスでなら2台くらいではけるくらいの人数なのに…と思って順番を待っているとやってきたのは自衛隊のマイクロバス、しかも通常のナンバーのものだった。自衛隊の人もちょっと戸惑っているようにも見えた。毎年行われるお祭りだからそれなりの用意はしているのだろうが電車内、バスの待ち合わせ中の聞こえてくる会話から相当数の「小松からの流れ者」がいるようだ。まあ自分もそうなんだけど。そのため予想以上の人出だった感じだ。
 マイクロバスで移動すること10分足らず。歩いていける距離に駐屯地はあった。


バスを降りて100メートルほど。正面ゲートをくぐる。


明野は陸自駐屯地であり陸自航空学校本校でもある。


 ゲートをくぐってまっすぐエプロン地区へと向かう。そこには航空自衛隊の航空祭のときよりも狭い規制線が張られているヘリコプター達が並べられていた。


OH-1(JG-2612)「ニンジャ」 初号機を岐阜基地で見た以来の近距離。前席の公開もしているようなので後から見てこよう。


TH-480B(JG-2351) 陸上自衛隊が採用した新型練習用ヘリコプター。エンストロムとはまたマニアックな…。


CH-47JA(JG-2951) こちらは触ることも…


中に入ることもできた。非常用脱出口が上にもあるのを初めて知った。コクピットにあるのは知っていたけどね。


UH-1J(JG-1882)


AH-1S(JG-3404)「コブラ」 これまでわが国で唯一と言ってもよかった攻撃型ヘリコプター。


AH-64D(JG-4502)「アパッチ・ロングボウ」 2006年から調達が始まった戦闘ヘリコプター。納税者としては初めの予定通りの調達数を達成してくれたほうが安心。今回ようやく撮影できた。


JA9566 ベル212 海上保安庁  セントレアから。


JA06ME A109E 三重県警 伊勢湾ヘリポートから。


UH-60A(24448) U.S ARMY 第78航空大隊 キャンプ座間から。 


UH-60J(18-4575) 航空自衛隊救難教育隊 小牧基地から。


車輪止めには「がんばろう!日本!!」のタイトル入り。


SH-60K(8425) 海上自衛隊第21航空隊 千葉県館山から。同機種なら舞鶴からのほうが近いのでは?


エプロンには隊員達が整列。手前は招待客。


国旗登壇。「国旗に注目!」と号令、思わず体が反応する。


基地指令観閲中。


 観閲、訓示が終了した後、電報披露等があってようやくヘリの飛行観閲の準備に入る。放送で「ヒトヒトマルニエンジンスタート」と案内が入る。11時02分にエンジンスタートをするとのこと。APU搭載機はAPUのみ初めにスタートしていた。



その間に浜松からT-4がフライパスを行う。視程も悪くよくキャンセルにならなかったものだと思う。


パイロット、メカニックも準備中。


2機編隊で進入して会場正面でブレイク。手前#682、奥#688。


11時02分 一斉にエンジンスタート。いったい何機いるのかこのときはわからなかった。


先頭のUH-1が離陸したと思ったら…


各機一斉に離陸!


コブラも3機編隊で離陸。


 第一陣が離陸したと思ったらすぐに第2陣が離陸する。こりゃ動画で撮ったほうがおもしろかったかも。

 後半へ続く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする