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平成26年度恵那山トンネル総合防災訓練11月18日(前編)

2014年11月18日 23時08分38秒 | 航空機
 毎年飯田と中津川交互に行われる恵那山トンネル総合防災訓練。
 今年は中津川側で行われる。

 今回は早めに手打っていたこともあり、関係部署から開催日の連絡を頂く。
 そして本番1週間前に訓練内容の確認に関係機関を伺ったところ、主催者であるNEXCO中日本飯田保全サービスセンターを紹介される。
 保全センターの関係者に連絡したところ、報道陣と同様の扱いをしてくれるようだった。
 それはマイクロバスで訓練会場まで連れて行ってくれるとのこと。
 いつもなら「よろしくお願いします」と言うところだが、マイクロバスでの移動と言うことは自分の思う通りに移動することはできない、ということ。
 今回のターゲット(というかいつもだけど)はヘリ。

今回のシナリオは…

恵那山トンネル下り線で幼稚園バスを含む車両5台が関わる事故が発生。
中津川隊が上り線トンネルからトンネル内連絡通路を使用して下り線トンネルへ移動して救出・消化活動を実施する。
傷病者合計20名が発生したため中津川ドクターカー(NEMAC)、DMATの派遣要請並びに東濃4市に対して救急車の応援出動を要請。
トリアージ後、重症患者はヘリにて搬送。

今回の訓練は例年よりも大がかりで、担当者も広報に力を入れているようだ。


そして当日…



8:10 中津川消防署にて署長訓辞。


土岐市、瑞浪市、多治見市の救急車もスタンバイ。


訓練注意点等の説明が行われる。


8:30 訓練会場に向け出発。


北署の予備車等も使用される。


NEMACも訓練に参加。


岐阜県DMATは中津川市民病院から。


中津川隊に続き、東濃4市の救急車も出動。


 本線を進んでいくかと思いきや、自分が向かう方向と一緒。
 そして着いた場所も一緒だった。本線を走行しないのね…。



出番待ちの車両群。


9:08 訓練会場の様子。ヘリを降ろすには色々邪魔なんだが…。


9:13 JA44AA R44II つくば航空  恵那山の紅葉でも撮りに来たのかな?


マイクロバスがセットされ、5台の事故状態のできあがり。


飯田隊が〆。こちらはどんなことをするのかな。


中津川隊、飯田隊とも事故車両の確認中。まだ訓練開始前だけど。


UH-60Jも準備よし(違)


10時になり訓練開始の挨拶。集合等無く、いきなり始まる。


 事故に巻き込まれたトラックの運転手からの110番通報で始まる。
 現場確認に向かった岐阜県警高速隊が現場を確認する。



3台目の車から発生した火災を消火器で消し止める。


バスに乗っていた子供と引率職員、後続車両の歩行可能者をトンネル外へ誘導する。


まずは人数確認。その後救護所へ。


県警高速隊が残った人の状況、火災有無の確認。


JA44AAが名古屋方面へ離脱。


対策本部では入ってくる情報をホワイトボードに書き込んでいく。


KC-767も情報収集中(大嘘)


県警高速隊の情報により、安全にトンネル内に進入できると判断され、中津川隊が進入。


現場本部を立ち上げ、県警高速隊から情報を収集する。


救護所に着いた軽症者はDMAT隊員等から怪我の有無を確認される。


確認できたところでトリアージタグを付ける。みんな軽傷なので緑タグだ。


軽症者はまとめて中津川市民病院へ搬送(想定) ちなみに、子供達は地元保育園の子供消防隊だとか。


後編に続く。
コメント (2)
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