ワタクシニッポンジンデスⅡ

某外資系スーパーに行った時の話。

豆乳を自宅で作れるっていうシャレオツなものを探しに行ったんだけど、
色々種類があるし、初めてみる商品なので何が標準なのかも良く判らなかったから、
結構するどい目つきで売り場をうろうろしてた。

そんな目つきでうろうろしてたワタシに売り場のおばちゃんロックオン。
「豆乳機買うのか、何を買うのか？どんなのを探してるのか？」
って言いなが結構遠くからまっすぐ私のほうに向かってきた。
かと思ったらセールス弾丸トークがスタート。

コレでもかって言うぐらい優れた点をご紹介しれちゃって、セールスの鏡のような
おばちゃん。でも、なぜか韓国製品との比較をちょいちょい入れてくる。聞きながら、
ふーん、韓国にも同じような商品があんのね～なんて思いながら聞いてた。

で、「これってさー、海外でも使えんの？電圧ってどうなってんの？」
って聞いてみたら「韓国ではそのまま使えないけど、変圧器あるから問題ないよ！」
って、ドヤ顔。

あー、違うんだよねー、私韓国人じゃないんだよねー。

で、いいましたよね。ドヤ顔のおばちゃんには申し訳ないけど即効で
反応しちゃいましたよね。「違うよ、私韓国人じゃないよ。」って。

おばちゃん、「あー・・・」って、「あ、あー・・・」って二回言った後、

「シンガポール人か？」って。

違うし。

「あー、フィリピンか？！」って。

違うし。

「あ、ああああどっかの国の華人だろ！」って。

それも違うし。

なんでかな～、なんでかな～？
おたくの国の東側にアジアで比較的有名な国ありますけど、
どうして出てこないかな～？


そこ、私の出身、そこ。

ほら、出てるでしょ、日出ずる処のかほりが！？
出てるでしょ！？

って心の中でちょっと思ったけど、日本人って言ったところで
何にも変わんないし、私はどっかの国の華人ってことで。


大陸に来るとさ、やっぱり心が雑になるね。


最近の悩みは企業訪問したときに、入り口で止められちゃうこと。
自分が働くビルに時間外に入るときにものすごく怪しまれること。
私が働くビルの中で大きな荷物持ってると、警備員に会う度に止められること。
おちおち日本から荷物も送ってもらえない。

つーことで6月の誕生日まで自分改造計画。
おそらく少し日本人に近づけるはず。あ、間違った。戻れるはず。