◆慢性疼痛で苦しんでいる方へ
慢性疼痛で一年半闘病生活に苦しんでいるとのコメントを頂きました。
日々痛みに苦しみ、痛みが常に頭から離れない辛い状態かとお察しします。
元々精神疾患も持っているとの事ですが、私も過度の緊張しいで、また重度の手掌足掌多汗症で
元々自律神経、交感神経のスイッチングがうまくできない体質でもあり、共通する部分もあるかと思います。
トリガーポイントを開始したとの事で、その件に少し触れたいと思います。
私は数件の病院で試みて感じた事ですが、各病院、先生によって打ち方も考え方も結構違います。
痛みの状況、箇所等をよく話し合ってから打つ先生、
先生の経験値で大体の圧痛点を予測して自己判断で打つ先生、
治療費が変わらない為余り沢山打ってくれない先生、
とにかく大量に痛む箇所を打ちまくる先生、
と色々な先生がいました。
私が病院に行く前に必ずしていた事は、直接痛みを感じる圧痛点と、人に色々な場所を押してもらい
少しでも痛みや違和感を感じた箇所にマジックで毎回約20ヶ所程度の○印をつけて行きました。
更に先生が考える箇所を打って貰っていました。
時には痛みの強い箇所には麻酔濃度を上げてもらう事もありました。
自分の要望も受け入れてくれ、知識と経験もある先生を探す事が最善かと思います。
脳は基本的にバカです。。(笑)
絶対に自分の思い通りに活動してくれないし、一度そうだと感じればそう簡単には治ってはくれません。
いかにそうじゃないと解らせるか努力が必要ですよね。
焦らずにじっくりじっくりと解らせてやる事を心がけてみてください。
治療戦略と言うほどではありませんが心がけていたことはいくつかあります。
脱力する
慢性疼痛になるまではそんな事考えもしませんでしたが、
私は仕事も遊びも、物事に集中すると無意識に身体に力が入っている事が多いです。
例えば腰に痛みを感じてくると、それをかばおうとするのか肩が上がり、腹筋、背筋に異常に力が入ります。
そのせいで痛みはどんどん加速し全身に廻ってきます。
なので数分、数十分おきにあえて深呼吸をしながら肩をだらんと落とし、脱力するようにしていました。
また、横になって深くゆっくり呼吸を整え、頭が空っぽになる様にも心がけていました。
痛みの種類によって行動、体勢を変える
具体的には、鈍い痛みの時はなるべく座る練習をしました。
ズキズキとした痛みの時はとにかく頑張って歩きます。
ズシンとした腰回りの痛み、全身に痛みがきた時はエビの様に横になり、とにかくジッとします。
ウォーキング
一日の最初に目標を立てて毎朝必ずウォーキングをしました。毎日少しずつ、少しずつ距離を延ばしました。
最初は最寄の駅に行くのも困難でした。毎日目標を延ばし一年後には10km位歩けるようになりました。
逆に今そんなに歩けません(笑)
しかし、少しでも痛みが我慢できないような時は諦めます。無理は絶対にしませんでした。
無理は何の意味もありませんので。
ストレッチと若干の筋トレ
やはり痛みが強いとどうしても寝たきりの時間が増えますから、筋肉は衰え、身体は固まってしまいます。
なのでお尻を重点的に全身のストレッチを毎日欠かさずジムで1.5時間程行いました。
筋トレはジムの機材の一番軽い重さで無理のない回数だけ行っていました。
周囲の理解、協力を得る
やはり生活がありますからお金もかかります。働かなければなりません。
厄介な事に痛みは目に見えませんから、怠けてんじゃないか?甘いんだよ。なんて思われる事もあるかもしれません。
自分はあまり図太い性格どころか小心者なので更に気になりました。
しかしそのままでは何もできませんし、一向に改善に向かいません。
なので周囲の協力を得る為に無理にでも図太くし、仕事場に横になるスペースを用意してもらったり、同じ病状の方の本を読んでもらい少しでも理解されるように努めました。
まあ、逆に言えば元々図太い人は慢性疼痛にはならないと思います(笑)
投薬効果については、痛みが非常に強かった当時は何の効果も無い、意味も無いというのが当時の感想です。
ただ、今も通院している先生が非常に自分にとっては良い先生で、あらゆる薬を試し、その組み合わせも色々変えてきました。
今は最終的にたどり着いた3種の組み合わせで今の状態になる一つのきっかけになっていると感じています。
現在、毎日朝にその薬を飲みますが、少しでも痛みを感じた時に飲むと30分程で驚くほど痛みが消えます。
かといって全ての人がその薬で痛みが治まるとは思えません。
自分に合った薬にたどり着くまで根気よく探し続ける、とりあえず疑わず信用して色々試してみる事が大事だと思います。
今は何でもネットで調べられますから悪いコメントがあると疑問に思ってしまいますが、それは頭からなくすべきだと思います。
非常に長くなりましたが、少しでも参考になってくれれば。。と思います。
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