1年半振りです。
大きなことは言わずに少しずつですが復活していきます。
今朝の新聞のコラムに、70年前のきょう、25万人が参加した「飯米獲得人民大会」という集会が皇居前の広場で行われたことに関して書かれていました。
一般に「食糧メーデー」と言われているもので、当時の食糧難はかなり深刻だったそうです。
私が1942年の生まれで今年満74歳になりますから、終戦直後で日本国中がそれは大変な状況だったことは私の年齢でも想像できるものであります。
そう言えば、中学生の頃だったと思いますが、大人は芋のつるや葉っぱを食べて飢えをしのいだことや母親が栄養失調でもう少しで彼の世行だったことなどを聞かされたことを覚えています。
私の親の年代前後の方々が食糧難を乗り越えたあと、仕事、仕事、仕事で頑張っていただいた結果、戦後の荒廃から日本の経済は見事に復活し発展したものであります。
それに対して、70年後の現在はどうでしょうか。
経済が拡大したことは確かですが、大量販売と大量生産及び流通業者間の問題、消費期限と賞味期限に起因する驚くほど大量の食品の廃棄などなど偏って有り余る食料品が問題にされる世の中になっています。
毎日毎日大量に廃棄される一方で食べるものを買えなくて飢えに苦しんでいる人が溢れている、世界を見れば単純に食べるものが無くてこちらも毎日毎日多くの人間が餓死しているというのはいったい何がどうなっているのでしょうか?!