順風ESSAYS

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VOCALOIDオリジナル曲

2009年05月31日 | ミュージック
「今の子供は…」なんてことはよく言われるけれども、自分としては素直に羨ましく感じる。何かに興味をもつとして、簡単に情報が得られ、仲間もすぐ見つけることができる上、より高度なものを作ることができる道具も揃っているからだ。

殊に音楽の分野では、近年の技術の進歩は目を見張るものがある。朝日新聞社がyoutube公式チャンネルで最初に取り上げたのが「初音ミク」を代表とするVOCALOIDであった。個人でパソコン上で作曲し歌をつけて一曲完成させることができる、というもので、アニメっぽいキャラクターで人気があるだけと甘く見てはいけない。ここ一週間くらい色々とみてみると、最初に取り上げられるだけの強い魅力があることがわかった。

asahi.com 世界に広がる仮想歌姫「初音ミク」 新進クリエーターに迫る


インターネット上では、オリジナル曲の週刊ランキング等の集計も存在し、曲を作る人、歌詞をつける人、イラストを書く人、また彼らを応援する多数の視聴者と、ひとつの文化が形成されつつある。また注目すべきは、基本的にどの曲も音声ファイルが公開されており、無料で手に入れることができることだ。人気が出た曲はカラオケになったりCDになったりして、応援する気持ちで購入するというサイクルになっているようだ。

私は中高一貫の男子校に通っていたのだが、文化祭も皆熱心に取り組み、多くの人がクリエイター然とした意識をもっていたようにみえる。男子校ということで周囲の目を気にすることなくそれぞれの鋭い感受性を発揮していた。そういう彼らも大学に入り、年を重ねるにつれ変わっていった。当時はgeocitiesでCGなどを載せたり、紙に描いた絵を載せたりという方が多かった。もし当時に今のような環境が揃っていたら、どんな作品が出来ていただろう、想像するだけでも楽しい。

【9月30日追記】動画のリンク切れが多かったので楽曲紹介部分を削除しました。YouTubeの再生リスト集にお気に入り曲をまとめたのでご覧ください。

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