滋賀・湖東三山の百済寺で紅葉巡り中のベコ。
延々と続く坂の参道を進むと、ようやくお寺の入口に到着しました。
ほーっ、オレンジ色の紅葉が感動的です。
それでは境内に入りましょう。
参拝客がたくさん並んでいます。
そう、ここは百済寺の本坊・喜見院。
行列に並んで、建物の脇を通り抜けて進みます。
ん?これは狛犬ならぬ狛フクロウでしょうか。
そして、中へ進むと立派なお庭に出ました。
ほーっ
これまた素敵なお庭ですね!
大きな池を中心に苔と石と紅葉が配置された庭園です。
裏山の紅葉も美しいですね〜。
皆さん、お堂の縁側に腰掛けてじっくり鑑賞中。
庭の池の周りには、ぐるりと遊歩道があります。
ちょっと歩いてみましょう。
このもみじはまさに見頃。
鮮やかですねー。
建屋にかかる紅葉の葉っぱが趣深いです。
ほー
はー
ふー
なるほど、これは素晴らしい庭園です。
ところで、このお庭の素晴らしさはこれだけではなかったのです。
それは、裏山に続く遊歩道を進むと分かるらしいのですが、
とりあえず皆さんについて進んでみましょう。
鮮やかな赤い紅葉です。
うーん、真っ赤です。
裏山で紅葉探検隊ですな。
いやはや、ただごとではない雰囲気。
この先、いったいどんな光景が現れるのか期待が高まります。
それでは、引き続き裏山を奥へと進んでいきましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
本坊・喜見院
参道を半分くらい登ったところでようやく入口の山門に到着。受付で料金を払って入るとそこは本坊・喜見院。国の登録文化財で、阿弥陀如来を祀っているそうです。
その立派な庭園と紅葉は必見。庭園は池の周りに遊歩道が造られている池泉式回遊庭園。園内には多くの石が配されるとともに、飛び石を伝って池を渡るなどの遊び心もくすぐられます。
配置されている石は百済寺の敷地である山中から持ってきたものだそうですが、観音様をはじめ様々な菩薩様に見立てて置かれているようです。
ちなみに、この喜見院で不思議なのが二つ。一つは庭園の入り口付近にあるフクロウ。地元の窯元で作られたようですが、なぜフクロウなのでしょう?
そして、もう一つが「本堂」と「本坊」の違い。百済寺の「本堂」は山頂近くにあるのですが、「本坊」との違いが気になります。調べてみると本坊は「住職の居所」との説明もありましたが、実際は阿弥陀様を祀っているそうです。