秋の白馬ハイクを堪能中のベコ。
栂池自然園と八方尾根を歩き終えて、本日やってきたのは白馬五竜高山植物園です。
ふもとからロープウェイに乗って、色づいた山の斜面を上ります。
ベコ 「ぐんぐん上るべこ!」
ロープウェーを降りると、そこに広がっているのは、
バーン!!
ここは白馬五竜高山植物園のアルプス平。
ちょうど紅葉も見頃の様子です。
そして、正面に見える頂は唐松岳。
おー、雄大ですな。
なんだか山肌がうっすらピンク色をしています。
一方、唐松岳の稜線の向こうに見えるのは白馬槍ヶ岳。
今日もきれいな三角形ですが、白馬三山はどこからでも見えるのですね。
それにしても、唐松岳の稜線はけっこう長いようです。
ベコ 「ビヨヨーンだべこ」
ホント、緩やかに右下がりです。
と視線を移していくと、なんと!
むむむ、
稜線上に見えるあの建物は!
なんと、八方尾根の中継駅・うさぎ平ですね!
そして、その上の崖に見えるのは、
これまた中継駅の黒菱平。
オリンピックの建物も小さく見えてます。
と言うことは、その上にあるのは、
八方尾根の登山口である八方池山荘です。
なるほど、八方尾根が唐松岳に連なる尾根であることがよく分かりました。
とはいえ、唐松岳まではかなりの距離。
いつか唐松岳を目指そうと言ったベコの野心は撤回です。
さて、視線を反対側に向けるとそこには雲海が!
おお〜っ、これはすごい!
ベコ 「雲海あらわるだべこ!」
一面の雲海です。
雲海が見られるとはラッキーですね。
もくもくです。
雲海の上ではパラグライダーが飛んでます。
ひょえー
標高は1,500m台とそれほど高くないのですが、眺望はなかなか。
それでは、初夏にも訪れた植物園の斜面をてくてく登ってみましょうか。
ベコ 「植物見学だべこ」
栂池自然園や八方尾根ではすでに高山植物の季節は終わり。
しかし、こちらの植物園では秋の草花がまだ見頃。
植物園の図鑑サイトを観ながら見学です。
うーむ、サイトには載っていませんが、なんという花でしょうか?
一方こちらはノコンギクというようです。
まるでロケット発射です。
そしてこちらはチングルマ。
夏の姿とは打って変わって、秋にはヒゲヒゲになるのです。
こちらはエゾリンドウのようです。
紫色が鮮やかですね。
一方、薄紫色が印象的なのはマツムシソウ。
秋の高原でよく見られる花です。
そして、こちらはオカトラノオ。
なるほど、看板があると分かりやすいですね。
最後は雷鳥のはくば君。
鳥小屋で静かに過ごしていました!?
さあ、植物園の斜面を登りきると、周囲の紅葉がよく見えるようになります。
引き続き紅葉ハイクを続けましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
白馬五竜高山植物園と交通アクセス
白馬五竜エリアにある植物園です。標高1500mから1600mに広がっており、300種類以上の高山植物を生育。
ユニークなのは、2000mを超える標高の高い場所にある高山植物が見られること。本来であれば本格登山をしないと出会えない植物が見られるそうです。
ただし、冬はスキー場のため斜面はかなり急峻。歩いて斜面を登ると結構体力を消耗します。夏場に運行される展望リフトは10月中旬以降は運行されないのでご注意を。
そんな五竜エリアへの移動には、白馬村が運行する「白馬シャトル」というマイクロバスが便利だったのですが、現在は無くなっている模様でびっくり。
かつては一回券300円/一日券500円だったものが、訪問時には一回券400円/一日券800円に値上げされて先行き不安だったのですが、どうやら運行廃止に追い込まれたのでしょうか?
現在はアルピコバスの白馬五竜か、JR大糸線・神城駅から無料のシャトルバスを使う以外に手段がなさそうなので、注意が必要です。