ベコが行く!涅槃な旅路

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ベコのイタリア紀行25 ピンチョの丘からローマを一望だべこ!

2020年01月12日 | ベコのイタリア紀行2019

イタリア・ローマボルゲーゼ美術館を見学中のベコ。

名作ぞろいの美術館で1階を見終えたら、2階へ上ります。

大きな広間に出ました。

広いお部屋ですね~。

サンフランコの回廊と呼ばれている部屋だそうです。

巨大な天井画が圧倒的。

うーむ、これは迫力満点。

壁には立派な絵画と装飾が見られます。

ちなみに帰国後に気づいたのですが、画面中央の壁にある3つの自画像。

頭一つ上に出てる真ん中の自画像はベルニーニでした。

さて、2階は主に絵画が展示されているフロアー。

これはそのうちの一つ。

ヤコポ・バッサーノ作「最後の晩餐」

「最後の晩餐」といえばレオナルドダヴィンチが有名ですが、それとは別物。

作者も初耳です。

場面も庶民的で、なんだかダルそうな雰囲気の不思議な絵でした。

どの部屋も壁一面に絵画が展示されていて、観光客もじっくり見学中。

次から次へと絵画が現れます。

どれも聞いたことがない画家でしたが、

キリスト教やギリシャ神話を題材にした絵が多い様子。

ちなみに2階も天井画でいっぱいです。

ここもかしこも天井画だらけなのです。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

こうして見ると、壁に展示されている絵画よりも、天井画の方が印象的。

それにしても、全部見ていたら見学時間が足らないかもね。

最後にへんてこりんな彫刻が見送ってくれました。

さあ、ようやく美術館をひと回りして見学終了。

いやー、さすがイタリアでも有数のコレクションを誇るボルゲーゼ美術館。

充実した美術鑑賞の時間でしたね。

    

美術館を出たら公園の中をぶらぶら歩きましょう。

ボルゲーゼ公園は緑豊かな公園。

かなりの広さで、ローマ市民の憩いの場なのだそうです。

季節はちょうど初夏。

緑が美しい季節なのです。

公園とは思えない大きな道路。

途中には巨大な噴水がじゃぶじゃぶです。

トスカーナにはかないませんが、新緑がきれいですねー。

広大な敷地でハイキングする人たちもチラホラ。

敷地内には様々な施設がありますが、これは「湖の庭園」。

湖というよりもちょっとした池ですが、神殿も建っています。

そして神殿の脇にはニワトリさんも!

ひゃー、これは怖そう!

ニワトリの親分でしょうか?

さて、ちょっとここらで一服しましょう。

公園内にあるカフェに入って、ベコが注文したのは…

ベコ 「ティラミスセットだべこ!」

実はここのティラミス、

見た目はイマイチですが、予想外に美味しくてベコも感動!

今回のイタリア紀行の中で、文句なしNO.1のスイーツでした。

カフェでひと息ついたら、

公園内をさらに歩いてぼちぼち出口付近。

すると…

おーっ!

なんとローマ市内が一望できるではありませんか!

そう、ここはピンチョの丘

実はボルゲーゼ公園はピンチョの丘につながっており、素晴らしい見晴らしを堪能できるのです。

あそこに見えるのはバチカンのサンピエトロ大聖堂。

こちらは教会の屋根越しに巨大なお屋敷です。

ローマには7つの丘があるといいますが、ピンチョの丘もそのひとつ。

いやー、感動ですね!

そして、丘を降りるとポポロ広場

有名な双子の教会もありました。

ベコ 「うーむ、見分けがつかないベコ!」

けど、屋根の色がちょっと違うかな。

それでは、地下鉄に乗って次のスポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

ボルゲーゼ公園とピンチョの丘 Villa Borghese/ Monte Pincio

ボルゲーゼ美術館の周囲は広大な公園でホントに緑豊か。端から端まで歩くと20〜30分はかかりそう。市民の憩いの場である公園内には、他に国立近代美術館や古代エトルリアの博物館などもあります。

ちなみに、公園内にあるカフェ「Casina del Lago」のティラミスは絶品。なるほどこれが本場イタリアのティラミスか!と唸るほど。訪れた際はぜひご賞味ください!

一方、公園の西端にあるピンチョの丘はローマ市内が一望でき、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂まで見渡せる好立地。ここからの夜景は必見とのことでした。

ピンチョの丘のすぐ下はポポロ広場。ここは昔のローマの入口であるポポロ門や、有名な双子教会などがあり、いわゆる典型的な「ローマの光景」なのでお見逃しなく。

ローマの市内バス

ローマ観光で重要なのがバス路線。メトロA線、B線では行きづらい観光スポットも多く、いかにバスを乗りこなすかがローマ攻略の鍵と感じました。

そのバスで難しいのは、系統の数がものすごく多く、どれに乗れば目的地に着くのか分かりづらいこと。リストを見てもざっと200〜300系統くらいありそうで、訳が分かりません。

ガイドブックには観光に使いやすい主要路線が紹介されていますが、泊まっているホテルがその沿線にないとやはり困ることに。

ローマ市内のバスを運行するATAC社のサイトにはバス路線図があるのですが、これがまた分かりづらいことこの上なし。同じサイトにある路線検索を使ってみてもまったく機能しません。

そこで見つけたのがローマ市内のバスのアプリ。何種類か使ってみましたが、1番役に立ったのが「Gira Roma」。それぞれの系統がどのようなルートを走っているのか地図上に表示されるので一目瞭然です。

運行中のバスの現在地にはバスマークが表示されるのも助かります。上り路線と下り路線で色分けされているのも便利。

また、バス停検索では地図上にバス停のマークが表示されており、そこをタップすると停車する系統と時刻表が表示されます。目的地近くのバス停をタップすれば、どの系統に乗ればいいのかすぐに分かるので助かりました。

ただ、使いづらい点もいくつか。このアプリに限らず、どのアプリも路線検索機能がとても貧弱です。例えばテルミニ駅からバチカン美術館に行きたい場合、「出発地:TERMINI」、「目的地:VATICAN」と入力するのですが、一向に検索結果が表示されません。

バス停の名称を入力してもダメ、各バス停の番号を入力してもダメ。よくよく見てみると、なんと出発地と目的地の「住所」を入力しないといけないのです。

バス停名称であれバス停番号であれ、われわれ外国人旅行者には分かるはずもありませんが、ましてや現在地や目的地の住所など論外です。

試行錯誤した挙句、最後はバスの路線検索はGoogleマップがもっとも便利という結果に…。路線検索もバスの時刻表も簡単に調べることができ、バスの現在地も表示されます。Googleマップでここまでできるのも驚きですが、これはホントに有用。Gira Romaと併用してローマ観光を乗り切りました。

交通機関のフリー切符

ところで、ローマの交通機関の切符について。通常ローマ観光で2日以上滞在する場合は「ローマパス」を購入します。バスやメトロが乗り放題で、観光施設の入館料が割引になるうえ、1〜2ヶ所が無料になるパスです。(2日用€28、3日用€38.5)

一方、ローマ滞在が1日限りの場合はローマパスがありません。そのかわり24時間有効の切符 Roma 24H(€7)が便利。ただ、普通切符 BIT(€1.5、100分有効)の値段を考えると、4回までであれば普通切符BITを買う方がお得になります。

なお、普通切符は1回100分有効なので、100分以内であれば何度でもバスに乗れます。(ただしメトロは1回のみ)観光ルートの計画をしっかり立てられれば、うまく倹約できるのではと思います。


 


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