武漢ウィルス騒ぎで、我々日本人はやはり農耕民族なのだなあ、と改めて思い知らされた感がある。
欧米は騎馬民族であり、牧畜民族であり、狩猟民族、それらの末裔と言える。
彼らの行動は速い。瞬時を狙わないと獲物は捕れないから。
一方農耕民族にスピードは必要ない。
その代わり、協調性が必要になる。田植えを一人でやっていたら大変だし、川の水を一人で引っ張ってくるのは効率が悪すぎる。
もちろん家単位で多少の違いはあるが、隣が始めたらウチも始めよう、で大抵間に合う。
このスピード感があまり無い農耕民族暮らしが千年以上も続いているから、日本人には染み付いて離れないところがある。
今回の敵はウィルスだ。狩猟民族の判断は速かった。(遅かったところもあったけど。)直接のウィルス対策だけではなく、保障関係の判断も。
一方我が国は、何かにつけて時間がかかる。
農耕民族だから仕方ないかな、と思わなくもないが、それで死んでしまっては話にならない。
次に心配なのは、この騒ぎが収まっていることの見極めの遅さである。
ヨーロッパは、死者感染者、共に減少に転じたそうだ。
「日本だけがまだ自粛を続けているよ、あいつらほっとこうぜ」とならないことを切に祈る。
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