JR九州の新型車両、817系に期せずして乗った。
写真で分かる通り、正面は、特に話題にするような趣ではない。
3扉車で「ロングシート(進行方向に対して直角に人が座ることになる横長の座席のこと)」風になっている。これが少々凝った作りで、正確には「ロング」ではなく、一人ひとりシートが別個になっている。と、ここまでは現在においてさほど珍しいことではない。
ここからである。
その「シート」に張ってある「クロス」が「海側/玉模様」「山側/縞模様」、そして10あるシートのうち4席には「ヘッドレスト」がついているのだ。車内が混んでいて写真が撮れなかったのが残念。
そして、シート、背もたれ、ヘッドレストは「木」でできていて、電車のシートというよりは「いす」に近い感じだ。この「いす」は九州新幹線「つばめ」のものと似ているから、恐らくスギ材なのだろう。
座席数は、扉間が10席、両端が4席で811系、813系と同じだ。811と813は「クロスシート(進行方向またはその正反対向きに座ることになる座席配置)」だったので、かなり立席スペースが増えた。窓も「はめごろし」でUVカットの大きなものが扉間に一つ配置されており、空間的な余裕をかなり感じることができる。
何ともぜいたくな作りで嬉しくなってしまった。
コメントありがとうございます。
バイオリン弾きに鉄ちゃんが多いとは初耳です。でも、そう言えば小学生の頃「鉄道ファン」という雑誌の存在を教えてくれたのは、一つ年上のヴァイオリン少年でしたね。
その後調べたら2000番代、3000番代とマイナーチェンジが繰り返されていたのですね。
こういった情報に疎くなっているので、今は鉄ちゃんを名乗れないでいます。
でもやっぱり好きですね。