「ターニングポイント・アンサンブル」という、現代音楽専門に演奏するカナダのグループの演奏を聴いた。総勢15名、弦楽器、木管楽器、金管楽器、全て1パート一人で、それに指揮者がつく。
そして翌日、そのアンサンブルの関係者に話を伺うことができた。
カナダには現代音楽専門の演奏団体はいくつかしかなく、その中の一つになるという。
それでも、それで成り立っているのだから素晴らしい。日本に現代音楽専門の常設の団体は0だ。
と言うと、今度は向こうがびっくりした。「毎年、あれだけ優秀な専門家を日本の音大は輩出しているのに、彼らは一体何をやっているのか?」
そうねえ、私も知りたいところだ。恐らく、クラシック音楽をやっているのではないだろうか。
「日本には、そんなにクラシック音楽を聴く人がいるのか?」
いや、いないけど、現代音楽を聴く人はもっといないし……。
「欧米では現代音楽をやらないと聴衆がいないから現代音楽をやっているんだ。」
そうなのか……
でも、お客さんが来ない演奏会には行政も企業も援助できないって言われるんです。
「ああ、それはカナダ政府も同じようなことを言う。でもその時は『そのように、お客様が来るのが良い催し、来ないのは悪い催し、なんてアメリカ合衆国みたいな考え方していたら、カナダもアメリカになっちゃいますよ』と言う。すると途端に手のひら返すんだよね。」
ふーむ、そういうものか……。
そして翌日、そのアンサンブルの関係者に話を伺うことができた。
カナダには現代音楽専門の演奏団体はいくつかしかなく、その中の一つになるという。
それでも、それで成り立っているのだから素晴らしい。日本に現代音楽専門の常設の団体は0だ。
と言うと、今度は向こうがびっくりした。「毎年、あれだけ優秀な専門家を日本の音大は輩出しているのに、彼らは一体何をやっているのか?」
そうねえ、私も知りたいところだ。恐らく、クラシック音楽をやっているのではないだろうか。
「日本には、そんなにクラシック音楽を聴く人がいるのか?」
いや、いないけど、現代音楽を聴く人はもっといないし……。
「欧米では現代音楽をやらないと聴衆がいないから現代音楽をやっているんだ。」
そうなのか……
でも、お客さんが来ない演奏会には行政も企業も援助できないって言われるんです。
「ああ、それはカナダ政府も同じようなことを言う。でもその時は『そのように、お客様が来るのが良い催し、来ないのは悪い催し、なんてアメリカ合衆国みたいな考え方していたら、カナダもアメリカになっちゃいますよ』と言う。すると途端に手のひら返すんだよね。」
ふーむ、そういうものか……。
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