まあどうにかなるさ

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現場紀信 福島第一原発

2017-03-25 11:39:37 | 書評

発行部数24000部の土木業界誌『日経コンストラクション』に篠山紀信が撮影した写真を掲載するページがある。
『現場紀信』と名付けられたそのコーナー、2月27日号の同誌の特集は福島第一原発。
篠山紀信が撮影した福島第一原発の写真が掲載されていた。
インタビューの中で篠山紀信は「東日本大震災の直後、被災地に行くことにものすごく迷いがあった。行かなくちゃ、と思いながらも、僕のカメラで捉えられるのか、写真家として何ができるのかー」と語っている。
「常に原発のことが心の片隅にあり写真家として震災を捉えた時、原発の問題は素通りできない」
今度は躊躇なく取材撮影に参加したそうである。
「未来に向かって、計り知れない長い時間を掛けて、それでも止めることなく続ける。そんな現場に触れた。すごい写真を撮ろうという思いはなかった。僕は、これから何年掛かるか分からない膨大な時間の中にある一コマに立ち会ったにすぎない。その気持ちを込めて、僕は撮った」
掲載されている写真はどれも迫力があり、目で見た空気を伝えようと言う凄みがある。

下の写真はネットから

こちらの写真もネットから

ここからの写真は雑誌から



この写真もネットから 篠山紀信ご本人 



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