まあどうにかなるさ

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真夏の通り雨

2016-12-24 23:19:17 | 音楽

宇多田ヒカルの8年半ぶりのアルバム『Fantôme(ファントーム)』が9月28日にリリースされた。収録曲の『真夏の通り雨』が頭から離れない。何度も繰り返し聴いている。
夢の中でしか会うことのできない恋人を今も忘れずに思い続けている気持ちを歌った歌だ。
大好きで大好きで仕方がなかった彼との時間が突然終わってしまう。

歌詞の中に

自由になる自由がある
立ち尽くす 見送りびとの影

とある。
彼は自ら命を絶ち、突然彼女の前から消えてしまった。
彼女は今一人じゃないし、それなりに幸せだけど悲しみが途絶えることはない。
楽しかった思い出は深い悲しみと共に蘇る。
歌詞では乱暴に掴んで離さないと表現している。
サヨナラの仕方もわからず、忘れることができない。
外は土砂降りの雨
だけど心の渇きは癒えることはない。

以上が出典主義的な僕なりの解釈であるが『ニュースゼロ』のインタビューではあなたのことは母であると本人は明かしている。
おそらく母を恋人に設定を置き換えたのだと思う。 



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