『みんなの死にかた』 青木由美子

青木由美子：著『みんなの死にかた』　河出書房新社　2013：発行

「動じない/求めない/期待しない/振り返らない/迷わない/甘えない/変わらない」（高峰秀子）ｐ14

あたりまえの日常にこだわり、これを叶えるために世間とのつきあいを断ちました。（高峰秀子）ｐ14

「しずかな日常生活の延長にある死」（野上弥生子）ｐ16

死にかたがどうなるかは、経済状態と家族に影響されます。ｐ21

老年から死に至るまでの日々は、再び親子関係が濃密になる時期でもあります。自分の老後を考えるとき、実際に頼る・頼らないは別として、子供の存在の有無は大きいでしょう。ｐ142

恩に着せない、立ち入らない、だけどやさしい。（向田邦子）ｐ185
　（青木由美子.『みんなの死にかた』 ,河出書房新社, 2013年.6.30）