だいたい正月とGWに帰省するパターンがここ何年か続いてたけど今年はもう4回目。弟も今年は
例年よりも多めに帰省しているようだ。大きな要因としては父が急に老けた事。
前回6月に会った時に足を引きずってたので気になってたが、杖デビューに至ったようだ。
ついがっかりしてしまうけど、日常生活は元気にこなしていて体調不良を訴えるでもなく
過ごしているのだから本当に有難い事である。
仕事をしている時は親の顔を見に行くことにかこつけて、自分がリフレッシュしたい気持ちが
大きかった。親が元気だからこそ通用する態度である。
時間に余裕あるタイミングで帰省してみると家が古い事もあってか家じゅうの色んな汚れや
経年劣化が気になる。
こういう時こそ役に立つ事をしなくてはならない。朝は6時前に起きて庭の草むしりからスタート。
朝の空気は爽やか。土の匂いにも癒されるし早朝草むしり良いな。
その後は家中の拭き掃除、水回りのしつこい汚れ落としに着手。これはとても時間と力が要る作業
で力入れすぎて頭痛くなるくらいだったが成果は実感しやすい。途中、父を従えて掃除用品の
買い足しにも行きつつ。気が付いたら12時間以上掃除してた。
拭き掃除しながら家の備品達に
「うちの親をよろしく頼みます」と心の中でお願い。
もとは家族5人暮らしのための一戸建てなので広くはないんだけどやってもやっても終わらない。
家じゅう隅々まで磨き上げる前にこちらの体力の限界が来た。
しかし本来は几帳面で年齢ゆえになかなか大掃除が叶わなかった父は大喜び。
日頃、旅行に連れて行ってあげるとか欲しい物買ってあげるとか全然出来なかった事を引け目に感じて
いたが親孝行ってお金かけなくても出来るとちょっと嬉しかった。
父も奮発して美味しい寿司を調達してくれたりアイスやらケーキやらいろいろ買ってくれた。
母のデイサービスの回数を増やして節約を徹底してたのに。
といいつつ寿司とケーキとアイスがある食卓は話も弾み盛り上がった。
たまには良い機会。どこぞに出かけるでもなかったが充実した帰省となった。
親に寂しい思いをさせないのも大事な親孝行と思っているんだがこれは案外難しく
親が自分の事を自分で出来るうちは良い距離感というのも大事なんだよね。
我が家に合った自分でも出来る親孝行についてはこれからも考えていかなくては。
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