世界遺産白川郷。ずっと行ってみたい場所の1つだったけどなかなか実行にはうつせないでいた。
そんな折のバスツアー。滞在時間は1時間半だけという制約があったけど、交通の便が悪いところでもサラッといけるのはありがたい。
どこの県でも田園地帯に差し掛かると似たような風景が広がってくるので自分がどこにいるかわかんなくなりそうになるがここは違う。橋をわたって集落に入った途端、合掌造りの家並みが現れる。
おおっと感激。
ちゃんと人が住んでいるところも感激。そして世界遺産になるだけあってか、雑草ばんばん生えている場所も荒地にはなっておらず、人の暮らしの中の1つという感じ。
手入れが行き届いた昔ながらの風景は美しい。更にそれが生活の場としても現役なのだから、風景に命が吹き込まれているよう。
だんごを1つ買って、だんご屋のお父さんに
「今は(世界遺産になったから)観光客が多いでしょ」と聞いたら
「休みの時はね。」
殆どがアジア系旅行者で日本人は1割くらいだそう。
このお父さんは曾孫がいそうな年代の方で、学費、養育費を考えて働かなくても良いと思われるが、この集落が暮らしの場であり続けるのは大変かもなぁ。
時間がなく展望台に行けなかったのが残念だが、公開している合掌造りの家の中の1件だけは
立ち寄れた。私が子供の頃よりも更に昔の暮らし。郷愁はないが、その時代の価値観を反映するような
しつらえをみているのはなかなか楽しい。
何度もリピートしたいかといえば、うーーんどうだろうと思うが、1度は訪れる価値はあると思うし、来て良かった。
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