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黒夢COVER ALBUM「MEDLEY」について

2009年02月02日 | アルバムレビュー
な、感じです。


どの曲も、オリジナルに勝ててないって印象が否めないですね。

劣化してるとまでは言わないですけど、

突き刺さらくなってますね、清春の声が。


煙草でいうと、メンソールライトに変えたなっていう変わりっぷり。

黒くない。どちらかというと、白い、白夢です。

だから、現役の黒夢を期待している人は、おそらく期待はずれだと思います。

まあ、初期の(バンドサウンドになる前の)楽曲は、今の方が好きですけどね。

「BEAMS」とか「MISS MOONLIGHT」とか「ICE MY LIFE」とか。


「今の清春が、ソロのスタイルでカバーしたらこうなりました」が、この「MEDLEY」のコンセプトだと思うので。

最高傑作の「コークスクリュー」に勝てとは言わないですけど、

せめて、あの頃の「黒夢」に戻っていてほしかった。

てか、黒夢としてリテイクしてほしかった。

まあ、清春も、当時の自分たちには勝てないと思ったからあえてそれをやらなかったんじゃないかと。

だから、解散ライブの所信表明でも「今の黒夢を見せる」と言ってたんじゃないかと。

あえて10年前の黒夢と差別化を。


「LUNA SEA」は、終幕から8年の時を経て8年分の熟成された形を見せてくれた。


黒夢解散ライブには観に行けなかったからあれだけど、せめて解散ライブでは、10年分の熟成具合を見せてほしい。

ライブDVDで、それを確認します。


でも、月日というのは残酷で、

ちょっとびっくりしたんですけど、

仕事場で、そこそこ音楽聴いてる20歳のスタッフに

「黒夢しってる?」って聞いたら、知らなかった。

考えてみれば、10年前は、10歳で、小学生だから、

小学生が黒夢聴くわけないもんなぁ、と

実感しました。

「平成生まれは、黒夢知らない」が、今の常識なんだと。



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