最近、スローペースだが、その分、一冊一冊噛み締めながら読んでます!
毎度おなじみ流浪の企画!
月に一度のこのコーナー!そう、「最近、読んだ小説レビュー」
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『NANA-ナナ- novel from the movie』/下川香苗
≪感想≫
映画『NANA』のノベライズ版です。原作を読んだ事がなかったんですが、全然大丈夫でした。ミーハーと言われるかもしれませんが、これを読んで、原作を読みたくなりました。
僕は、ライブとか、バンドマンを題材にした作品(例えば、『BECK』/ハロルド作石、とか『ロッキンホースバレリーナ』/大槻ケンジ)が大好きなんで、これは好きな部類です。
まぁ、小説の描写とか、ストーリー面で言えば、映画をただ、書き起こしただけって感じがして、小説を読み慣れてる人にとってはちょっと抵抗あると思いますが、活字嫌いの人にとっては、入りやすいと思います。ライトノベルに近いですから。
映画を観に行こうと思ってたんですが、これを読んでたら、映像が全部浮かんできたので、レンタルを待つ事にします。多分、映画で観ても泣く事はないと思うけど、観終わった後は、すごくいい気分になってると思います。
やっぱ、2時間に収めないといけないために、ストーリーがとんとん拍子に進んでしまってるからすごく勿体ない気がしました。これは、ドラマ化の方がよかったと思いますね。この映画のキャストで、ぜひドラマ化してほしいです。結構映画はヒットしているらしいので。
『タイムスリップ森鴎外』/鯨統一郎
≪感想≫
森鴎外が、在る者に毒を盛られ、殺されそうになった時、80年後の世界、つまり現代にタイムスリップしてしまい、そこで女子高生2人と出会う。そして、なぜタイムスリップしたか謎を解いていく。
入り方ととしてはインパクトがあり、好印象。
そして、何が起こるか読み進めていくと、森鴎外がその女子高生たちに〝モリリン〟と呼ばれたり、現代に順応するため、マックでハンバーガーを食べたり、携帯電話でメールしたり、ラップを歌ってみたり、ブレイクダンスを踊ってみたり、パソコンでホームページを作ってみたり、と、すごくその姿がおもしろいですね。森鴎外という歴史上の人物程度の知識しかなかったんですが、これを読んで、愛着が湧きました。このじいさんやるなぁ、おもろいなぁ、と。
着メロをトミーフェブラリーにした、という文にやられました。笑いました。
ストーリーのテンポもすごくよくて、自己新記録の2日で読破できました。
ただ、テンポが良過ぎるんです。つまり、終始、都合良過ぎる展開ばかりで、
ちょっとそれは予定調和過ぎるやろ……という感じですね。
森鴎外も物覚えが早すぎる。
すぐにメールを使いこなせたり、パソコンやラップ、ブレイクダンスなど、短いスパンで習得できないと思うんですよね。そこは、いくら文豪と言っても、それでは通じない。肉体的には普通のおじいちゃんと変わらないんですから。ロボットなんちゃうかなと思うくらい、覚えた事をすぐ実行に移せている。
あと、やっぱ後半は右肩下がりというか、最初の方がインパクト強すぎたので、オチはイマイチでしたね。でも、友達に勧めたくなる本ではあります。
毎度おなじみ流浪の企画!
月に一度のこのコーナー!そう、「最近、読んだ小説レビュー」
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『NANA-ナナ- novel from the movie』/下川香苗
≪感想≫
映画『NANA』のノベライズ版です。原作を読んだ事がなかったんですが、全然大丈夫でした。ミーハーと言われるかもしれませんが、これを読んで、原作を読みたくなりました。
僕は、ライブとか、バンドマンを題材にした作品(例えば、『BECK』/ハロルド作石、とか『ロッキンホースバレリーナ』/大槻ケンジ)が大好きなんで、これは好きな部類です。
まぁ、小説の描写とか、ストーリー面で言えば、映画をただ、書き起こしただけって感じがして、小説を読み慣れてる人にとってはちょっと抵抗あると思いますが、活字嫌いの人にとっては、入りやすいと思います。ライトノベルに近いですから。
映画を観に行こうと思ってたんですが、これを読んでたら、映像が全部浮かんできたので、レンタルを待つ事にします。多分、映画で観ても泣く事はないと思うけど、観終わった後は、すごくいい気分になってると思います。
やっぱ、2時間に収めないといけないために、ストーリーがとんとん拍子に進んでしまってるからすごく勿体ない気がしました。これは、ドラマ化の方がよかったと思いますね。この映画のキャストで、ぜひドラマ化してほしいです。結構映画はヒットしているらしいので。
『タイムスリップ森鴎外』/鯨統一郎
≪感想≫
森鴎外が、在る者に毒を盛られ、殺されそうになった時、80年後の世界、つまり現代にタイムスリップしてしまい、そこで女子高生2人と出会う。そして、なぜタイムスリップしたか謎を解いていく。
入り方ととしてはインパクトがあり、好印象。
そして、何が起こるか読み進めていくと、森鴎外がその女子高生たちに〝モリリン〟と呼ばれたり、現代に順応するため、マックでハンバーガーを食べたり、携帯電話でメールしたり、ラップを歌ってみたり、ブレイクダンスを踊ってみたり、パソコンでホームページを作ってみたり、と、すごくその姿がおもしろいですね。森鴎外という歴史上の人物程度の知識しかなかったんですが、これを読んで、愛着が湧きました。このじいさんやるなぁ、おもろいなぁ、と。
着メロをトミーフェブラリーにした、という文にやられました。笑いました。
ストーリーのテンポもすごくよくて、自己新記録の2日で読破できました。
ただ、テンポが良過ぎるんです。つまり、終始、都合良過ぎる展開ばかりで、
ちょっとそれは予定調和過ぎるやろ……という感じですね。
森鴎外も物覚えが早すぎる。
すぐにメールを使いこなせたり、パソコンやラップ、ブレイクダンスなど、短いスパンで習得できないと思うんですよね。そこは、いくら文豪と言っても、それでは通じない。肉体的には普通のおじいちゃんと変わらないんですから。ロボットなんちゃうかなと思うくらい、覚えた事をすぐ実行に移せている。
あと、やっぱ後半は右肩下がりというか、最初の方がインパクト強すぎたので、オチはイマイチでしたね。でも、友達に勧めたくなる本ではあります。