王女未央、帰去来に続き、ティファニー・タン三作品目
相変わらずお美しい
一昔前と言っては失礼だが、私のような世代にしっくりくる綺麗さと思う
舞台は中国宋の時代の北方の国、遼
たしか、王女未央も涼だったような
耶律一族の帝位を巡る争い
耶律一族は実力のある者が帝位を継ぐという慣わしらしい
成果、実力主義の現代からすると一見正しいように見えるが、これが争いの種になる
中国の王朝は長子相続が多いと思うが、徳川幕府なんかこれに倣っている
こういうところが歴史の知恵なんだろうと、あらためて歴史を学ぶ価値を思う
三姉妹物は、独孤伽羅以来だが、3人のキャラ付けが同じ感じなのも興味深い
しっかり者の長女、野心的な次女、天真爛漫な末っ子
いつの時代も同じなんだろう
遅れて放送が始まった大宋宮詞は、宋側から見た同じ時代の遼が描かれており、見比べると面白い
遼の登場人物のビジュアルの差が激しいのもなんだか楽しい
私が好きな恋愛要素については、正直複雑な感想
韓徳譲と燕燕の仲をあんな形で引き裂かなくてもと、あの辺りは見ていて辛かった
終盤になって、お互い“再婚”したわけだが、どうしても太后と相父という、かつてとは違う上下関係が残ってしまうのが、やっぱり違和感がある
男尊女卑と非難されるかもしれないが、歴史ものなので、普通の夫婦の関係の二人が見たかったと思うところ
しかし、内容とは関係ないが、週2日の2話ずつの放送より、毎日1話の方がいい
間が空いて忘れてしまうし、二話見なきゃというプレッシャーが地味に堪える
★★★★星4つで
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