松本 「時間は夢を裏切らない 夢も時間を 裏切ってはならない」
槇原 「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」
う~ん、似ている、どう考えてもこれは似ているゾ、そっくりそのまんまだなコリャ。
ちょっと前に世間を騒がせたモーホ・ミュージシャン槇原による松本零士の「銀河鉄道999」フレーズ盗作騒動。結局、因縁をつけられたモーホ・槇原が松本零士を「盗作なら証拠をだしてみろ!」と逆ギレして名誉毀損で数千万円の慰謝料の請求する訴訟を起こした。この件については盗作騒動よりも「モーホに噛み付くとコワイ!」、そう思った。松本零士本人や近所の犬もたぶんそう思っただろう、コワイ、コワイ。
そもそもヒット曲はモーホ槇原だけでなくJポップそのものがパクリの歴史によって成立している。かのローリング・ストーンズだってデビュー当時のインタビューで「アンタたちの音楽はひょっとして黒人音楽では?」の問いに「ひょっとしなくても黒人音楽だ」、さらに「その黒人だって誰からパクっているんだろ」とイカシた答えをしている。
また、ストーンズの名曲「サティスファクション」を不世出のソウルシンガー、オーティス・レディングがカバーしていることについてミック・ジャガーは「スッカリヤツの曲になったな、オレたちがカバーしてるみたいだ」と大人の発言をしている。モーホ槇原は「盗作と非難するなら銀河鉄道も盗作だろ」なんて子供じみたことを言っている場合じゃないだろう、それにしてもモーホの開き直りは手に負えない、コワイ、コワイ。
さて、長い前フリだったが、本題はセントレア空港4F某飲食店のパクリ疑惑である。
断っておくが「パクリ疑惑」であって、「パクッたな」と断定、断罪するものではない。もし、セントレア空港4F某飲食店YBの店長がモーホならモーホ槇原のように逆ギレされたらコワイ、結婚前の大事な体だから十分注意して記さなければならない。
7月28日夕方、帰国してセントレア空港4Fの飲食店をいつものようにうろついていた。すると、いつものようにお客が少ない某飲食店YBの入り口で店長らしき人物が客引きをしていた。このYBで過去2回カレーを食べたことがある。お店の前を素通りしたとき、メニュー横の椅子の上に堂々と、「7月のおすすめ、サラダカレー」と題してカレーが皿に盛られ陳列されていた。当然、驚き桃の木山椒の木、ビックリした。
太陽カレーの人気メニュー、サラダカレーによく似ている。すぐさま「パクリ?」と脳裏に疑念が過ぎり、モーホはモチロン、今も様々なことを思い巡らせ楽しんでいる。
さて、「YBサラダカレーはパクリか否か」 根本的なこの命題が一番知りたい。
「おい、世の中なぁ、偶然の一致ってことがあるんだよ、変な言い掛かりをつけるな」
モーホだったらコワイYB店長のそうした反論は無視して推論してみよう。YBサラダカレーはキーマカレーベースになっている。これはこれでいい。気になるのはキーマカレーの上にサラダを乗せていることだ。以前、太陽カレーのマスターから聞いたが、沖縄で発明されたタコライスがまさにそれで、レシピとして斬新というわけではないそうだ。ならば、どういう考え方に基づいてサラダ乗せをしたのかが問題になる。
そして、最も興味深いのが「サラダカレー」のネーミング。商品名としては極めて特異なもので、なんでもないようでいて普通の発想では思いつかない。「サラダカレー」で検索してみれば単発でなく~サラダ カレー風味で引っ掛かるから推して知るべし。サラダ乗せの発想とネーミングの発想、この二つが偶然に重なるとは到底考えられず、YBサラダカレーのパクリ疑惑は益々深まるのであった。本当はどうなんだろう。
さらに、仮に万が一パクッたとして、それじゃ、太陽カレーのオリジナルサラダカレーをどう知り得たのかに興味が移る。実は、対外的にサラダカレーと記しているのはこのブログだけなのだ。であるなら、YB関係者がどう辿り着いたのか解らないが、ブログエントリーを見てパクッたてことになる。オオッ、想像するだけでコーフンするな。もしYB関係者がこのエントリーを見ていたらブログを見たのかどうか是非コメントしてほしい。そしたらYBサラダカレーはまだ食べていないので、次回8月10日、セントレアの東横インに宿泊する際、YBサラダカレーをオーダーする。日本男児として約束する。